『あまり行かない喫茶店で』について

【never young beach/あまり行かない喫茶店で】歌詞の意味を徹底解釈!コードはこちら♪の画像

まず、never young beach楽曲である『あまり行かない喫茶店で』の収録作品どんなバンドなのかなど、概要について紹介します。

never young beachってどんなバンド?

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2014年に安部勇磨と松島皓の2人による宅録ユニットとして活動をはじめたnever young beach(ネバーヤングビーチ)

この頃は、サイケでフォーキーなサウンドだったそうです。今の彼らからは想像がつきませんよね。

安部勇磨はシンガーソングライターのDevendra Banhartや、ドリーミーで独特なポップを奏でるYouth lagoonをフェイバリットにあげています。

このあたりの音楽を聴いてみると、彼らの音楽のバックグラウンドが感じられるかもしれませんね。

現在はメンバーが加入して、5人組のバンドとして活動しています。自然と心に響くようなバンドサウンドがとても心地よいです。

その70年代の良質な日本のポップスを現代にアップデートしたようなサウンドは、「西海岸のはっぴいえんど」と称されることもあります。

メンバーの詳細は下記のとおりです。

安部 勇磨 (アベユウマ)
ボーカル/ ギター
東京都世田谷区出身。1990年9月生まれ。俳優の高橋一生は実兄。
阿南 智史(アナンサトシ)
ギター
福岡県福岡市出身。1992年5月生まれ、2014年9月加入。PAELLASにも参加。
松島 皓(マツシマコウ)
ギター
埼玉県朝霞市出身。1991年11月生まれ。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Never_young_beach


巽 啓伍(タツミケイゴ)
ベース
兵庫県神戸市出身。1990年1月生まれ、2014年9月加入
鈴木 健人(スズキケント)
ドラム
東京都大田区出身。1991年10月生まれ、2014年9月加入。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Never_young_beach

1stアルバム『YASHINOKI HOUSE』のリード曲

そんなnever young beachの『あまり行かない喫茶店で』は、記念すべき1stアルバム『YASHINOKI HOUSE』のリード曲となっています。

何気ない日常を感じさせる他に類を見ない空気感や、ユーモアたっぷりの歌詞がすっと耳に飛び込んでくるようなアルバムです。

トリプルギターという面白い編成ですがその音の重なりが気持ちよく、心地よいエキゾチックなテイストも感じさせるポップサウンドがたまりません。

『あまり行かない喫茶店で』と合わせて、もう1つのリード曲である『どうでもいいけど』名曲『夏がそうさせた』などもおすすめです。

まだ、never young beachを聴いたことがないという方は、この機会にぜひチェックしてみてください。

MVをチェック

『あまり行かない喫茶店で』のMVは、西海岸テイストの白い家の前でバンドが演奏している映像がメインです。

その映像の合間に、喫茶店・電車の中・レコード屋・川沿いなどを舞台にちょっと不思議な人たちが出てきます。

この合間の映像がなんだかほほえましいので、気になった方は観てみてくださいね。

このバンドの空気感がよくわかるMVだと思います。

歌詞の意味を解釈

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次に、『あまり行かない喫茶店で』の気になる歌詞の意味を解釈していきたいと思います。

飲めない珈琲

飲めない珈琲 飲み干して僕は 大人になった 気分でいるんだ
お店を出れば 雨が上がって 路面電車が 走り出す

出典: あまり行かない喫茶店で/作詞:安部勇磨 作曲:安部勇磨

幼い頃に大人がおいしそうにコーヒーを飲む姿を見て、格好良いと思って真似したという経験はないでしょうか。

実際に飲んでみると、あまりの苦さにぴっくりするものですよね。

この「飲めない珈琲」とは、まさにそのような「大人のイメージ」を実行したということです。

おいしいとは思わなくても、なんとなく大人になったような気分になりますよね。

「飲めない珈琲」をこっそり飲む場所が「あまり行かない喫茶店」なのですから、とてもかわいらしいです。知ってる人には見られたくないのでしょう。

そんな大人の階段を1つ登って店から出ると、雨は上がって街中を路面電車が走っていきます。とても清々しい風景です。

あなたと二人 街を出ようか
小さな家を買って 部屋にはピンクの ペンキを塗って
庭には犬を 走らせよう

出典: あまり行かない喫茶店で/作詞:安部勇磨 作曲:安部勇磨