11thシングルとしてリリース

バレンタインシーズンに向けた楽曲

【Hot Chocolate】はRIP SLYME11枚目のシングルとしてリリースされました。

発売日が1月25日ということで、バレンタインシーズンを意識して作られた楽曲です。

初回限定版のジャケットデザインが、明治ミルクチョコレートのパッケージだったことでも話題となりました。

【Hot Chocolate】はポップなサウンドと、刺激的な歌詞が特徴的です。

恋愛がテーマとなっていますが、内容を紐解いてみると大人向けの歌詞であることがわかります。

子供のような甘さではなく、少し苦みのある大人の甘さを感じることができるでしょう。

曲名の意味

曲名には「チョコレート」というワードが出てきます。

そして、「Hot」は日本語で「熱い」という意味です。

熱いチョコレートと聞くと、すっかり溶けてしまっている様子を思い浮かべると思います。

まさに、その溶けたチョコレートを大人の恋愛と重ね合わせて歌っているのです。

チョコレートが溶けるほどの甘くて熱い恋愛

すでに曲名から大人の雰囲気が漂っていることがわかりますね。

そんな【Hot Chocolate】の歌詞の考察を進めていきましょう。

1番の歌詞の考察

男の下心

Love someone 甘いマインドは
Hot & Sweet 溶けるフィーリング
One more time 何杯でも
飲み干してプリーズ Love somebody.

出典: Hot Chocolate/作詞:RIP SLYME 作曲:RIP SLYME

歌い出しの歌詞です。

この部分では、彼女が欲しいという男性の心理を表わしているのではないでしょうか。

英詞の「someone」と「somebody」はどちらも日本語で「誰か」という意味です。

誰かと甘い恋愛をしてみたいという主人公の気持ちが、この詞から伝わってきます。

Hey You 俺によこしな
皆虎視眈々と包む 銀ガミの下
よこしまなスィーツ
むしろハチミツよりも甘くてスパイシー ほろ苦いし

出典: Hot Chocolate/作詞:RIP SLYME 作曲:RIP SLYME

最初の部分では女性の心を銀紙に包まれたチョコレートに例えています。

銀紙の下に隠された心をものにすることで、女性をゲットしようという内容の詞です。

下心丸出しの恋愛観がうかがえますね。

甘いだけの綺麗な恋愛ではなく、ちょっと危険な刺激のある恋愛を求めているようです。

君という存在

君はこの手で抱き寄せても溶けなくて
その眼差し 引き寄せられてく
ほどけなくて動けなくなってく 一つ残らず心奪ってく

出典: Hot Chocolate/作詞:RIP SLYME 作曲:RIP SLYME

ここから「君」という呼び名が登場します。

自分の魅力で君を虜にするつもりが、逆に虜になってしまっているのです。

君の瞳に吸い寄せられて、主人公の心がどんどん溶かされていきます。

チヨッコレイト ちょっと Too late
Heart breakを覚悟でMake love
萌えるSex machine
Come on Men! 感じなよ エクスタシー

出典: Hot Chocolate/作詞:RIP SLYME 作曲:RIP SLYME

主人公はダメ元でも必死にアピールをしているようです。

最後の部分では、一緒に快感を感じようといったような大胆な様子を表わしています。

一夜限りの関係でもいいといった感じでしょうか。