夢を諦めきれず何年間も追いかけている場合も同じ。
「現実を見ろ」と馬鹿にされ、周囲の目にはかっこ悪く映ることもあるでしょう。
このような状況では最後の行で救われる想いがします。
諦めて望みを失うと「自分もいなくなってしまう」ようなものです。
過去は動かないけれど、自分が積み上げてきた大切な1部。
それを手放したら大切なものも一緒にいなくなってしまうかもしれないのです。
下手でもいい。無理もしなくていい。
ありのままの姿で希望を持っていいんだよ、と許してくれています。
「生きていく」ということ
前を向いて
さよなら さよなら
僕は先に行くよ
一緒にいた日々の
つづきを これからを
出典: TSUZUKU/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
2行目の衝撃的な言葉に驚かされますが、どのような意味なのでしょうか。
続く歌詞から、相手のことを忘れてしまうわけではなく前向きに捉えていることは確かです。
過去は動かない事実。
一緒に過ごした人が去ってしまったら、取り残されるのは必ず自分です。
その先を歩いて行けるのも自分のみ。
つまり未来を生きていくのは今を生きる自分しかいないのです。
少しずつ前を向くことが出来るようになった今、新たに道を進めるのは私。
今、そして未来を生きていくんだという意志が表れています。
これからも続く人生
そしてテーマの繰り返しにより曲が締めくくられますが、最後まで笑顔になれたかは示されていません。
あえて結論を描かないことで、まさに現在を生きる私たちにフォーカスを当てていると考えられます。
まるで「あなたの番だよ」とエールを送っているように感じられます。
これからどうなるか分からないけれど、背伸びせず少しずつ思い出と共に歩んでいこう。
「大丈夫だよ」と見守ってくれているのです。
出会いもあれば別れもある。
このように、希望を持っていくことを優しく応援してくれる曲なのです。
まとめ
「TSUZUKU」は寂しさを感じている人に向けて温かい応援を送ってくれる曲です。
そして同じく「100日後に死ぬワニ」のテーマ曲となっている「生きる」。
今回重要なキーワードである「別れ」とリンクしているのでぜひ合わせてご覧ください。
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そしてパワフルでアップテンポな「笑ってたいんだ」は元気と勇気がいっぱい詰まった曲。
落ち込んでいる時に、先へ1歩進む後押しをしてくれます。
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