夏の終わりの歌詞を徹底解剖!
涼し気な夏を感じさせるメロディーもとっても魅力的ですが、とくに歌詞の世界観が深く魅力的です。
そのためこの楽曲を語るうえで決して外せない要素なのです。
ここからは、「夏の終わり」の歌詞を徹底解剖していきます!
実は反戦歌?
切ない夏の終わりの雰囲気を表現している楽曲のように感じますが、本人はこの楽曲は反戦歌だというコメントをしています。
反戦歌とは、つまり戦争に反感を抱く歌であるということです。
一見夏の終わりと戦争が結びつく部分がないようにも感じますが、いったいどういうことなのでしょうか。
それは、「夏の終わり」の歌詞の節々にある言葉から読み取ることが可能なのです。
流れゆく時に 笹舟を浮かべ
焼け落ちた夏の恋唄 忘れじの人は泡沫 空は夕暮れ
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006b5/l001f89.html
戦時中に空襲を受け、焼け落ちた家屋を連想させる言葉ですね。
この言葉から考察すると、舞台は昭和かそれ以前の時代のように感じます。昔の恋は、儚いストーリーが多く、そんな切ない恋をイメージさせます。
追憶は人の心の傷口に深く染み入り
霞立つ野辺に 夏草は茂り
あれからどれだけの時が徒に過ぎたろうか
せせらぎのように
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006b5/l001f89.html
かつて戦場であった場所に、今は新たに夏草が茂り、長い時が経った、ということを表現しているのでしょうか。
それはまるで戦争で大切な人を失ってしまい、どうにもならない切なさを連想させます。
戦争がなければこんな切ない気持ちにはならなかった、そんなメッセージを感じますね。
切なさという点では、「さくら」にも匹敵するほどのものがありますが、その拝啓には、戦争が引き起こした悲しさがあるからなのでしょう。
ジャケットからもイメージできるように、やはり反戦歌だと考えて間違いないでしょう。
ただ、その気持ちをイメージし、歌にできる森山直太朗の才能は、紛れもなく本物です!
だからこそこんなにも人の心に響く楽曲を生み出せるのではないでしょうか。
まとめ
切なさを最大限に感じられる「夏の終わり」は、戦争の悲しい記憶をイメージさせる名曲です。聴けば聴くほど切なさがこみ上げ、戦争がいかに悲しいものであったのかを感じることができるでしょう。このような楽曲を生み出した森山直太朗は、間違いなくトップアーティストだと言えます!
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