豪快な歌声にテンションが上がる!
私たちの心を掴んで離さないWANIMA。
豪快な男たちが全身全霊を込めて歌う曲を聴くと、心の底から元気が沸き上がってきます。
WANIMAにいつも元気をもらっている♪という方もたくさんいるに違いありません。
今回は、ドラマ「メゾン・ド・ポリス」の主題歌となっている「アゲイン」についてご紹介。
WANIMAらしい豪快な歌声と曲調に、とんでもない元気をもらえる曲です。
ものすごく落ち込んで、何をする気も起きないとき。
「アゲイン」を聴くと一瞬で迷いがふっとび、元気になれます。
ちょっぴり嫌なことがあってヘコんでしまったとき、聴いてみてはいかがでしょうか?
故郷が懐かしくてたまらなくなるMV

こんなにも人の心を動かすアーティストは他にいるでしょうか?
このときばかりは周りを気にせず、ぜひ大音量にして聴いていただきたい楽曲です。
映像の中で、「すごか~」と方言丸出しのWANIMAは、故郷熊本に帰ってきたようです。
ところどころに現れる田舎の景色。
MVには、WANIMAにとって昔懐かしい風景が散りばめられています。
しばらく故郷を離れ、なんとなくピリピリとした緊張感が続く毎日を超え、実家に帰ってきたとき。
ふっと安心した気持ちになると共に、どうしようもない懐かしい感情が沸き上がってくるものです。
このセンチメンタルな感情は、故郷を離れて暮らしたことがある方なら誰もが経験したことがあるでしょう。
そんななんともいえないノスタルジックな感情を、見事に表現しているのがこの曲。
聴いているうちに、故郷が懐かしくてたまらなくなりますね。
そして「もう一度、都会での生活を頑張ろう」と元気が湧いてくるのです!
WANIMA「アゲイン」の歌詞を紐解く
WANIMAの「アゲイン」は、歌詞が突き刺さるようにストレートに響く曲。
もう一度頑張ろう。
人生何度でもやり直せるから。
そんな力強いメッセージが込められているように感じます。
これぞWANIMA!
といったストレートな歌詞のようですが、並々ならぬ気迫と深い感情が伝わってくるのが「アゲイン」の歌詞。
元気いっぱいの曲の中にどのような意味が隠されているのか、歌詞の世界に迫ってみたいと思います。
あれ?今まで何してたんだっけ?
懐かしくて もう一度
焼き付いて離れない
くたびれた顔で目が覚める
おいてゆく身体が望んでる
曇った夜を照らす
出典: アゲイン/作詞:KENTA 作曲:KENTA
もうはじめから、WANIMAの突き刺さる歌詞に惚れ込んでしまいますね。
このメロディーにはこの歌詞しかない!というくらい、ぴったりリズムにはまった歌詞。
聴いていて本当に心地良いなと感じます。
冒頭の歌詞では、故郷に帰ってきたWANIMAが思い出に浸るシーンが想像できます。
都会から田舎に戻ってきたときは、まるでタイムスリップしたような不思議な気分になるもの。
あれ?俺今どこにいるの?
と、寝ぼけたような感覚になっているWANIMAがイメージできます。
そしていつのまにか、年をとっている自分に気が付きます。
浦島太郎のように、違う世界で暮らしていたかのよう。
戻ってきた自分は、いつのまにか年をとって、昔同じ場所にいた自分とはまるで違っているのです。
「曇った夜」とは、「今までの純粋な自分とは対照的な自分が見る風景」だと考えられます。
あんなに透き通っていたように見えた夜も、今では曇ってしまっている。
同じ故郷なのに、変わってしまったのはどうしてなのでしょうか?
人生に大切なものってなんだろう
青臭くて頼りない開きかけのツボミが
塞いだままのココロにきっかけをくれて
ごく普通のどこにでもある繰り返す景色が
忘れられない舞台になる
出典: アゲイン/作詞:KENTA 作曲:KENTA
昔の思い出が、WANIMAの良い意味で土臭い歌詞によって、カラフルに色づきはじめます。
昔の自分はまだ開いていない花のツボミのようなもの。
誰かがキッカケをくれないときれいに花開くことはありませんでした。
しかしそのキッカケを誰かが与えてくれたことで、目もくらむような世界を見ることができました。
いつもの景色がキラキラと輝く景色へと変わる。
そんなかけがえのない瞬間が人生ではいくつもあります。
人生に大切なものだって?
そんなもの、これまでいくつも見てきたじゃないか。
と、WANIMAが力強いメッセージと共に教えてくれているよう。
たくさんの忘れられない思い出を作っていくことは、これからいくらでもできるのです。
大切なものってこうして思い出すんだ
知りたくないことも知って 聴きたくない音も聴いた
善も悪も胸の中しまえ 封じ込めた記憶に火を着けて声が重なる
出典: アゲイン/作詞:KENTA 作曲:KENTA
昔の純粋な自分は、もうどこかに行ってしまいました。
知りたくないこと、聴きたくない音。
この部分は、そんな価値のないものが都会には溢れているという批判の声にも聞こえます。
都会の雑音は、売れるために曲を作り続けるミュージシャンからたくさん聞こえてきます。
聞きたくないと思っても、どうしても聞こえてしまうのです。
しかし、故郷に帰ってきて思い出に浸っていることで、耐えられない雑音から逃れることができるのです。
大切なのは、善とか悪とかそんなものではない。
体に染みついたこの想いが大切なのだ。
そしてその大切なものは、思い出の記憶をたどることで心によみがえらせることができるんだよ。
といったメッセージが伝わってきます。