ONE OK ROCK「未完成交響曲」勇気をもらえる歌詞の意味に迫る

この曲の歌詞を見てみると未完成という言葉がたくさん出てきますが その未完成が素晴らしいと思えるような前向きな歌詞が多くみられます。 そしてワンオクからファン、聞いている人へのメッセージも多く込められた歌詞に注目です。

誰だってみんな完ぺきではありません。 自分に限らずみんなも未完成です。 だからこそ転んでも立ち上がって生きていくのですね。 確かに完ぺきだと楽かもしれません。 でもそれで楽しいのでしょうか。

何かを達成したり、成功させたときの喜びは未完成であるからこそ味わえるものなのではないでしょうか。 そして未完成さ　そう僕は というフレーズの　僕は　という部分、ボーカルであるTaka自身、 ワンオクというロックバンド自身のことを表しているようにも感じられます。

人はいつ死んでしまうかわかりません。 もし自分が明日死んでしまうとして何かを残せているのでしょうか。 未完成であるからなにも残せないかもしれません。 でも残すことができたら、その人はそこに生き続けるでしょう。

だから少しでも何かを残せるよう私たちは必死に生きているのかもしれませんね。

人に何を言われようが未完成である自分を完成させるのは他でもない自分自身です。 その自分を見失ってしまったら完成させることもできないでしょう。

自分が自分である事の大切さを思い出させてくれます。 そして未完成ながら頑張る人をみて涙する人もいて、勇気をもらう人もいる。 そしてそれは人の心に自分を残すことができているということ。

前の歌詞に書かれていた、何かを残すことへのアンサーのように感じられました。 そしてTaka自身もそうでありたいという思いが込められているように感じます。

まるでワンオクからファン、聞いている人へのメッセージのようです。

努力は簡単に報われるものではありません。
それはこの歌詞をかいているTakaも同じだと思います。

それはわかっているけどそんな日々を少しでも変えられる何かを僕らは放っていく。

それが音楽なのかワンオクというロックバンドの姿なのかはわかりませんが そうしていきたいというワンオクの熱い思いが伝わってきます。

前の歌詞から続いてワンオクからのメッセージのようです。

日々を変えれる何かを放っていくことがキレイ事にならないよう
今日も力の限り相手は誰かは分からないけれど歌っているんだと。
そこには彼らの覚悟、決意までも感じられます。

そしてその自分自身の言葉で自分を奮い立たせている。
自分もファンも聞いている人も誰かは分からないけれどきっとみんな未完成だから
自分を見失わず自分もみんなも一緒に前へ進んでいきたいという思いが
込められているのではないでしょうか。