人気急上昇中!GLIM SPANKY
初めはコピーバンド
現在人気急上昇中のグリムスパンキー。
長野県の高校で2007年高校一年生の時に松尾レミが中心になり結成したものの、初期メンバーの脱退などを経て亀本が加入。
元々は学園祭用にやっていたコピーバンドらしく、演奏していたのもエルレガーデンやアジアンカンフージェネレーションなどの邦楽ロックでした。
元々洋楽にルーツを持つ彼女たちですが、ちょっと意外な気がしますね!
ルーツは幅広い洋楽ロック
松尾レミが影響を受けたのは60〜70年代ロック!
松尾レミは影響を受けたアーティストに沢山のバンドをあげています。
00年代ガレージユニット、ザ・ホワイトストライプスやザ・フーなど。
中でも60年代〜70年代のウッドストック周辺の音楽には強く惹かれていたようです。
ジョニミッチェル、ジミヘンドリクス、ニールヤング、ザ・ビートルズなどのサイケデリックな音楽の影響を公言しています。
実際ソングライティングを担当している松尾レミの音楽にはサージェントペパーズやストロベリーフィールズなどのサイケ色の強い音楽を感じることができます。
一方亀本はUKロック専門!
亀本はUKロック専門なようです。
本人はニルヴァーナ、レディオヘッド、カサビアン、アークティクモンキーズなどを公言しています。
現在27歳の亀本ですが、同世代の音楽を好んで聴いていたようですね!
松尾レミがドラッギーなブルースロックを好んでいたのとは対照的に、洗礼された都会のロック好きというイメージですね!
極彩色のジャパニーズロック!

そんな様々な音楽をルーツに持つ彼女たちの楽曲は、非常にカラフルで気持ちの良いものです。
松尾レミのハスキーな声と亀本の繊細かつ骨太なギターは実に荒々しいイメージなのですが、感情豊かに音楽を表現してくれます。
中でも2017年4月に発売した『I Stand Alone』収録の「美しい棘」は秀逸です。
メッセージ性の強い歌詞と、力強いメロディーをシンプルな楽曲構成で響かせています。
それはまるで、60年代サイケのジェファーソンエアプレインとJ-POPが、夕暮れの海辺で混ざり合ったような感覚になります。
ぜひ一度聴いてみてください。

様々な著名人も絶賛!
その音楽性の高さから、若い世代というよりは年齢が高い、ヒッピー文化を知っている世代に絶賛される傾向があります。
その面々はいとうせいこう、リリー・フランキー、みうらじゅんなど、カウンターカルチャーを得意とする著名人。
『All Of Us』はグリムの真骨頂!
