第6位:「MELODY」
2012年にリリースされたカバーアルバム。
「歌」を愛し、それを作り自らも歌う彼が「メロディ」の魅力を存分に伝えてくれる作品です。
ジャケットでの姿もいわゆる「シンガー」としてのそれで、純粋に彼の歌声が楽しめる仕上がりとなっています。
「MELODY」の注目曲
数多くの有名曲が収録されていますが、中でも「Forget-me-not」は感動的なボーカルが聴ける一曲としてお勧めです。
アルバム「COLORS」からの再収録曲で、尾崎豊さんの原曲に比べて、よりR&B的なアレンジが施されています。
ライブで披露された本作のピアノ弾き語りも、ファンの間では話題になりました。
また、スキマスイッチの大橋卓弥さんとデュエットした「夏の終りのハーモニー」も聴き応えのあるひとつ。
第5位:「Naturally」
オリジナルアルバムとして4作目となるアルバムです。
タイトルにある通り、ナチュラルな彼の音楽性を表現することを目的として制作されています。
そこにあるのは、デビューから5年ほどを経て程良くリラックスできている彼の伸びやかな歌声です。
「Naturally」の注目曲
シングル曲は、彼のアルバムとしては最多の4曲を収録。
中でも「君さえいれば」では小田和正さんを招き、大御所をも唸らせる堂々としたボーカルを披露しています。
デュエット部分ではお二人の声が気持ちよくミックスされて、独特のグルーヴを生んでいます。
また「Only me, Only you」は完全なるジャズアレンジのサウンドを持った楽曲
こんな作品もなんなく乗りこなしてしまうのがまた彼のすごいところです。
第4位:「Journey」
デビュー2作目のアルバムとなった本作は2010年にリリースされています。
タイトルの通り「旅」をイメージさせるような、エアメールとトランクをあしらったジャケットがポップです。
デビューして間もない頃のみずみずしい歌声とアーティストとしての貪欲な姿勢が相乗効果を生んだヒット作となりました。
「Journey」の注目曲
タイトル曲でもある「Journey」では、「夢に向かう日々は『旅』である」というようなことが語られています。
くじけてしまいそうな時にそっと背中を押してくれる楽曲です。
その後に収められた「FOREVER LOVE」は加藤ミリヤさんとのデュエット作品。
軽快なリズムに二人のボーカルが絡みます。
第3位:「COLORS」
2011年にリリースされた3作目のオリジナルアルバムです。
アルバムジャケットでの、モノクロ写真の上に配置されたカラフルな文字が際立ちます。
前作からさらに曲調の幅を広げ、その後に来る「本格的R&B方面への転換」を予感させるような曲も数曲収められています。
「COLORS」の注目曲
シングル曲「YOU & I」はそれまでの彼が表現してきた作風を引き継いだ楽曲です。
また「Eclipse」で聴けるような、少し懐かしいサウンドにも挑戦しています。
「JOE」との共演を果たした「Be With You」で本格的なR&Bを堂々と歌いきるその姿は見事。
「Midnight Flight」もそうですが、若さを感じさせないその表現力にはいつも感心させられます。