フレンズの「夜にダンス」は必聴の一曲！MVで注目の美人ダンサーの正体とは...！？歌詞の意味も解釈！

2016年4月にリリースされたシングル「夜にダンス」。

耳に残るポップサウンドと、思わず歌いたくなるキャッチーな歌詞が持ち味です。

まず気になるのは、この美人ダンサーさんだれ！？ってことではないでしょうか？

お名前をよしだりかさん、メディアに露出のほとんどない方なのですが、スタイリストや振付をお仕事にされている方のよう。

フレンズの個人的なお知り合いだったのでしょうが、そのミステリアスさがまた、気になるポイントですよね。

舞台になっているのは深夜の恵比寿駅前。

JRの駅のシャッターが降りていることもあり、相当遅い時間であることが読み取れます。

疲れた顔をして、トレンチコートの似合う美人さんが歩いています。

そんな彼女に、フレンズのふたりが歌いかけます。

どうやらトレンチコートの美人さんの心の中に歌いかけているようで、美人さんを含め普通のひとには見えない存在（という設定）なのでしょう。

オフィスでもかまわず登場するふたりは、美人さんに歌いかけます。

もっと楽しんだって良いんだよ、と、そそのかすような歌声。

そんな彼らの歌声やサウンドに合わせ、自分を解放するかのように彼女は踊り始めます。

そして最後には照明とともに消えてしまうバンドメンバー。

この後の、美人さんの夜が楽しいものになる予感を残すラストです。

それでは、そんな夜に期待する歌詞を紐解いていきましょう。

期待してオシャレして出かけた週末のパーティー、意中の相手がいたにもかかわらず、特に進展もなく終わりの時間が迫っています。

開錠の喧騒を抜け、ふと振り向いてみても、誰も追いかけてくる様子はありません。

仕方なく終電に乗り込むものの、本音を言えば帰りたくなかった彼女。

期待ばかり膨らんで、不完全燃焼した気持ちが、車窓に映る疲れた顔に現れていました。

落ち込む彼女に歌いかける音楽は、ロマンティックな夜へと誘います。

あと一歩踏み出せば、素敵な夜にできたかもしれない。

そんな期待は、彼女の次の勇気に繋がるでしょうか。

好きでもない人に誘われれば鬱陶しいけど、好きなひとには誘われたいって期待してしまうもの。

期待するのはいつも、昨夜妄想した甘い恋のシナリオです。

そんなワガママな彼女の本音を、フレンズの音楽はそっと許してくれるのです。

勇気を出して会話しても特に弾まず、こちらの気持ちに気付いてくれる気配もない意中のひとに、お別れにキスをする積極的な妄想まで繰り広げてしまう彼女。

王道でありがちなロマンス映画みたいに、誘われるのを待っているのです。

そんな彼女の脳内BGMはいつも決まってこんな曲です。