『リリリピート』フレデリックの中毒性のある歌詞がクセになる！独特なメロディにも注目♪

歌い出しのフレーズから感じるのは、辛い日々が続いて悲しい思いをしている様子。

そんな悲しみを助長させるサウンドを繰り返し聴き、曲に夢中になることで辛い思いを忘れて行くというメッセージでしょうか。

スタートのフレーズから同じ言葉をリピートさせて、キャッチーさを出しています。

サビでは「リピートして」のフレーズをとにかく繰り返すパート。

そこに別のワードを組み込んで、表現したい物事の核心をついています。

音楽をリピートして聴くことで脳内や心にまで刻み込まれ、それが悪魔のように囁いていると言ったような表現。

曲を聴いていない時でも頭の中で鳴っていることを指しているようで、音楽は中毒性が高いんだと語っているようです。

2番歌い出しでは、辛い日々が続く毎日がイメージできます。

そんな辛い日々を「スコール」と形容して、どの程度の辛い思いをしているのかを表現。

「君の心のリュック重量オーバー」のフレーズを見ると、精神的にもう限界が来ているのもうかがえます。

そしてそんな時には、リセットすることが必要だとも言っていますね。

Cメロでは、同じことを繰り返しても状況が変わることはないと言った表現。

日々同じことを繰り返すのは、重要なことではあります。

しかし、時にはそんな日々をひっくり返したいと思うことも多いはず。

同じことを繰り返すことに慣れてしまっている状態では、状況をひっくり返すこともできないと言ったメッセージが隠れているようです。

フレデリックの『リリリピート』は、曲を何度も聴く行為と同じような日々が続くことを掛けているようなナンバー。

繰り返すことは中毒性が強いが、それを抜け出すことでまた新しい日々がやってくるといった意味が潜んでいるように見えます。

簡単な言葉を何度も並べて、キャッチーなサウンドに乗せる『リリリピート』。

フレデリックらしい楽曲ではありますが、聴き入っていくことで『リリリピート』の真髄を脳で感じることができます。　

TVなどではあまりお目にかかることができないフレデリックですが、MVで気軽に楽曲が聴けるので是非一度耳にしてみてはいかがでしょうか。