困難も全てフローに変わる どうにもならないことがどうにかなる
シンジュクの漁火が解き放つ 解き放つ 解き放つ
僅かな灯火でも まだ 光るなら照らしてくれよ
やるか! 逃げるなら前だ 揃ったこの刃 吐き出すマイヴァース
出典: TOMOSHIBI/作詞:GADORO 作曲:DJ KRUSH
寂雷の思いを受けて3人が歌うサビに入ります。
いろんなことがあった過去。
それでも前を向いて歩いていく今。
人々を救いたいという気持ちの強さが感じられます。
そして、反対に自分もまた強い人間ではないのです。
苦労や悩みを背負い、受け入れることで今を生きています。
戦い続ける
傷つきやすい心
俺は木綿豆腐のメンタルの恐怖症
だがスーツを纏えばそれも当然卒業
理解したい貴方の表現方法
余計今日もくすぐる母性本能
出典: TOMOSHIBI/作詞:GADORO 作曲:DJ KRUSH
続いて一二三が歌うフレーズ。
ホストでありながら女性恐怖症の一二三。
スーツを着ていればホストもそつなくこなします。
1度ぼろぼろになったメンタル。
それをまた固めて自分と向き合う一二三が描かれています。
傷ついた先へ
ぼぉーと立って どんと座って 情緒不安定な時もそっぽ向かないで
言葉で証拠掴んでく
だが寒い日だろうと今はまだ貸せない いずれこのスーツそっと君にかけたい
出典: TOMOSHIBI/作詞:GADORO 作曲:DJ KRUSH
一二三は女性恐怖症を克服したいのです。
心の中では怖くてもいつも堂々としています。
そして自分と向き合うことを忘れません。
しかしまだスーツを脱ぐことができないのです。
スーツを着ていない素の自分はとても弱いもの。
恐怖心に負けてしまうことでしょう。
そこで諦めないのが一二三の強さ。
克服したい気持ちを強く持ち、止まることはありません。
新しい1歩を踏み出そうとしているのです。
挑戦する勇気
元々が特別なオンリーワン そんなセリフ吐いた暁には終わりだ
先生に独歩この2人共に向かう
出典: TOMOSHIBI/作詞:GADORO 作曲:DJ KRUSH
ナンバーワンではなくオンリーワン。
誰かと競い合って1位にあるのではありません。
人々はそれぞれたった1人の最高の人です。
そんな意味をもつオンリーワン。
一二三はそんなことを言いたいのではありません。
元々ホストはオンリーワンには遠い職業です。
ナンバーワンを勝ち取るという方が近いでしょう。
女性恐怖症にもかかわらずホストをしている一二三。
矛盾しているようにも見えます。
しかしあえてホストを選んだようにも感じられます。
女性恐怖症という過去を背負ったまま生きたくない。
どうにか克服したい。
一二三がトラウマに対して立ち向かっているのがわかります。
そしてそんな悩みを抱える一二三と歩む2人。
みんな同じ方向を向いて進み、支えとなってくれます。
共に
「今手をかける冷え切った扉」
出典: TOMOSHIBI/作詞:GADORO 作曲:DJ KRUSH
一二三の思いに寂雷が語りかけます。
女性恐怖症というトラウマ。
そんな固く閉じた心の扉に寂雷は手をかけます。
寄り添って共に立ち向かってくれる優しさ。
仲間を想う寂雷の気持ちがうかがえます。
不可能を可能に
仲間で語り合って支えやってきたのさ
腹割って 殻割って 戦って撒き散らすフロー
ひたすらにただ耕す 不可能という土に花を咲かす
出典: TOMOSHIBI/作詞:GADORO作曲:DJ KRUSH