寂雷の言葉を聞いて再び一二三が歌います。
いつでも支え合ってきた3人。
思いや悩みを共有してきました。
今でもそれは変わりません。
一二三は女性恐怖症というトラウマを乗り越えたい。
これから先、自分と戦っていきたい。
今の自分の気持ちをみんなに打ち明けます。
そして一二三自身もできることを考えるのです。
今まではできなかった不可能なこと。
3人で突き進めばできるようになるかもしれません。
強い思い
困難も全てフローに変わる どうにもならないことがどうにかなる
シンジュクの漁火が解き放つ 解き放つ 解き放つ
僅かな灯火でも まだ 光るなら照らしてくれよ
やるか! 逃げるなら前だ
揃ったこの刃 吐き出すマイヴァース
出典: TOMOSHIBI/作詞:GADORO 作曲:DJ KRUSH
3人で歌う繰り返しのサビです。
個々の悩みや向かうべき道。
それを振り返りサビで決意をしているのでしょう。
サビが積み重なるたびに思いが強くなるように感じられます。
動かなければ変わらない
満身創痍
会社の手となり足となり 首にだけはならねえように倍の倍
出典: TOMOSHIBI/作詞:GADORO 作曲:DJ KRUSH
さて、ここからは独歩の思いです。
営業マンの独歩は日々の仕事に猛進します。
会社にいいように使われる毎日。
クビになることを恐れてひたすらに仕事に明け暮れます。
その頑張りは人の倍以上です。
真面目で勤勉な日本人。
独歩のような人も多くいることでしょう。
仕事熱心な人は特に共感できる1節です。
行動に出る
あの頃は 何で俺だけって実は分かってる癖に捻くれてたよな
残業の夜景 月夜にも消灯 感情を叫ぶ 中心都市TOKYO
口よりも行動 勇気を振り絞る
出典: TOMOSHIBI/作詞:GADORO 作曲:DJ KRUSH
どうして自分だけ…。
独歩の無念やイラ立ちが目に浮かびます。
日々の仕事に対するストレスや孤独感。
そんな気持ちに押しつぶされそうになるときも。
残業中に見た憎らしいほどに美しい夜景。
辺りの光が消え始め、照らすのは月の光だけとなります。
言葉にならない思いを夜の闇に叫ぶことしかできません。
悲しくて辛い独歩の姿が目に浮かびます。
しかしそんな現状を変えるため独歩は動き出すのです。
いくら口で言っても変化は起きないもの。
行動しなければ何も始まりません。
もちろん1歩踏み出すには勇気がいります。
しかしその1歩を踏み出すかどうかでその先が変わるのです。
「心配ない俺達(おれら)が後ろにいるよ」
出典: TOMOSHIBI/作詞:GADORO 作曲:DJ KRUSH
勇気をもって行動へ出る独歩。
そこへ一二三が後押ししてくれます。
誰かが味方であることで安心感がうまれます。
頑張ろうと前向きにさせてくれる言葉です。
変わる自分
止まらない勢い
上司共調子どう!企画書を用意しよう
媚び売りとは決して違う渾身のヨイショ
つり革を掴む手でマイク掴み歌うぜ
定時内に終わらせれば未来も外も暗くねえ
裏付ける ヴァースこれに答えしかねえ
出典: TOMOSHIBI/作詞:GADORO 作曲:DJ KRUSH
一二三に背中を押された独歩。
さっそく行動へ出ます。
これまでは上司に媚びへつらってきました。
機嫌を損ねないように、嫌われないように。
しかし今回は上司にごまをするのではありません。
あくまで自分の企画書を通すために頑張るのです。
自分の気持ちに正直に。
そして明るい未来へと歩んでいくのです。