人気アニメ「テイルズオブゼスティリアザクロス」のED曲に注目!歌詞の意味を紐解く

【calling/fhána】テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロスEDの歌詞解説!アニメ盤も注目の画像

ゲームの発売から3年、いまだにファンの間でよくも悪くも話題になるテイルズオブゼスティリア

賛否両論の本タイトルですが、アニメ「テイルズオブゼスティリアザクロス」は別物です!

不評だったシナリオの変更などもありとても高い評価を得ていますよね。

そんなテイルズオブゼスティリアザクロスのED曲を担当した楽曲fhánaの「calling」です。

歌詞がシナリオにマッチしているなどとして、アニメと同じくこちらもファンの間で大好評!

今回は「calling」の歌詞をご紹介しつつ、その意味を解説・考察していこうと思います。

「旅」がテーマとなる歌詞

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「calling」の歌詞のテーマとなっているのはズバリ"旅"

テイルズオブゼスティリアザクロスも主人公のスレイを中心とした旅が繰り広げられる物語ですよね。

しっかりと作風に合わせた楽曲になっているのではないでしょうか。

それではその歌詞を冒頭から、じっくり考察していきましょう。

終わらぬ旅のつかの間の休息をイメージした歌詞

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今目を閉じれば 帰らぬ旅の途中
つかの間の安らぎにぼくら願い抱いて眠る

出典: calling/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一 編曲:fhána

旅がテーマになっている本楽曲ですが「どんどん進んでいこう!」といった明るく前向きな歌詞ではありません。

主にスポットが当たっているのは"旅の間のつかの間の休息"です。

「帰らぬ旅」というのは主人公スレイが歩み出した旅のこと。

「天族と人間が共存できる世界を作るために導師となって世界を巡る旅」のことですね。

"帰らぬ旅"というフレーズからイメージできるように、その旅はとても長く過酷なものとなりました。

そんな長い旅のつかの間の安らぎに身をゆだねるという、EDにぴったりな歌詞の冒頭です。

夢見たものは世界 光に照らされて
満ちていく熱情がほら希望を宿す

出典: calling/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一 編曲:fhána

テイルズオブゼスティリアザクロスの舞台となる「グリンウッド」は2つの国が対立している世界。

さらには超常的な存在である天族と人間の相容れぬ関係もある、なにかと緊張した世界となっています。

「夢見たものは世界 光に照らされて」というフレーズは世界が穏やかになることを願うスレイの想いが表れていますね。

スレイの想いである「満ちていく熱情」が、グリンウッドに「希望を宿す」ことになるわけです。

過酷な旅を続ける明日のため、今は羽根を休める

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明日のために羽根を休め
ぼくらがここで今笑えること
それはこの旅の果てに
きっと掴めるだろう 使命の欠片
今はここで夢描き眠ろう

出典: calling/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一 編曲:fhána

そうした過酷な旅を続けるために必要なのは「休息」ですよね。

旅の果てに待つスレイが思い描く世界を、今はそっとに夢に描きながら眠ろうといったサビになっています。

これは現代の人間の人生においても同じことではないでしょうか。

仕事や学業を休みなく頑張り続けることは難しいものですよね。

仕事や勉学で成功を収めるにはオンオフをしっかり切り替えることが大切。

とはよく言われますがそのことを意識させられる歌詞ですね。

「成功が待つか分からない旅の終わり」を信じて進む2番

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それでは次に、2番の歌詞を見ていきましょう。

夢見る世界を信じ続けたスレイを思い起こさせる歌詞