アルバム1曲目に収録されているのが、「推しのいる生活」です。

アイドルグループで自分が一番大好きなメンバーのことを“推しのメンバーといいます。

それを今は“推し”と略しているみたいですね。

つまり「推しのいる生活」とは自分の好きな人(メンバー)がいる生活という解釈になります。

MVでは、キュウソのメンバーが弥生人という設定です。

そして、彼らが推している人はなんと邪馬台国の女王である卑弥呼様なのでした。

弥生時代の衣装を身に纏い、卑弥呼様を推しているメンバーの様子がとても面白いMVになっています。

撮影は静岡県の登呂遺跡で行われたそうです。

ファンの間でも歌詞に共感するという声がたくさんありました。

推しがいる人にとっては特に心に刺さる歌詞なのではないでしょうか。

米米米米

アルバム10曲目に収録されているのが、「米米米米」です。

この楽曲のタイトルは「ベイマイベイベー」と読みます。

これにはつい笑ってしまいました(笑)確かにそう読めますね。

タイトルからもわかるように、お米について歌われている楽曲です。

こちらは、農機具メーカーのクボタが発案したプロジェクの為に書き下ろされました。

なんとMVには小学館のラブコメキャラクターも登場します。

テーマはラブコメならぬラブ米だそうですよ(笑)

登場するのは、アフロ田中やうる星やつら、ハヤテのごとく!など人気ラブコメのキャラクター達です。

米粒に米にまつわるコラボマンガが描かれています。

現在の米の消費量や米にまつわるエピソードなども米粒に書いてありました。

全137粒のお米が使用されてMVが制作されたそうです。

1粒1粒に込められたメッセージが心に響きます。

恋愛ストーリーと米とキャラクター達のコラボがとてもステキなMVですので、是非ご覧ください。

シングル曲も収録

The band

「The band」はキュウソの5枚目のシングルに収録されている楽曲です。

アルバムでは2曲目に収録されます。

バンドの方向性や世間の評価とのズレ、そして求められるものに対する葛藤……。

それよりもただ音楽を楽しむロックバンドでいたい!という気持ちが込められています。

ライブでみるバンドは本当にカッコよくて刺激的です。

バンドの在り方を再確認できるような楽曲になっています。

越えていけ

こちらも同じく5枚目のシングルの表題曲です。

野球を題材にしたアニメ『メジャーセカンド』のオープニング曲にも起用されました。

『メジャー』の主人公の息子が主役のストーリーになっています。

野球界のヒーローとなった父親の息子というだけで周りからは期待されてしまう主人公。

でも、実際は父親のような優れた才能はありません。

彼はプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも何とか前に進もうとします。

「越えていけ」は、そんな主人公の葛藤をそのまま歌詞にしたような楽曲です。

周りの評価は気にせずに、自分らしく自分の人生を送っていけばいい!!

そんな力強いメッセージが歌詞に込められています。

ライブで演奏されている楽曲

ただしイケメンに限らない

キュウソネコカミ【ギリ平成】364日ぶりのアルバム内容を解説!!ギリギリ平成に滑り込みセーフ?!の画像

ツイッターなどで一時期話題になった「ただしイケメンに限る」という言葉。

例えば……

壁ドンはイケメンにされたら嬉しいけれど、そうじゃなければただ不愉快なだけ……。

要するに顔のスペック次第で、なんでも許されてしまうということです。

そんな不公平な言葉にメスを入れたのがキュウソ!!

まさかの逆転の発想「ただしイケメンに限らない」です。

この楽曲はキュウソのライブで既に演奏されています。

とってもノリノリな楽曲ですので是非生で聴くのがおすすめです。

ギリ昭和

アルバムタイトルの『ギリ平成』に被せてくるように「ギリ昭和」という楽曲があります。

この楽曲もライブで既に演奏された楽曲で、キュウソらしいサウンドが人気です。

キュウソのメンバーは昭和62年、63年生まれで構成されています。

昭和は63年(昭和64年が7日間)までなので、メンバーはギリ昭和生まれなんですね。

ギリ昭和に生まれてしまったことで平成生まれとのギャップを感じることもあります。

わたしもギリ昭和生まれなので、この楽曲には親近感が湧いてしまいました(笑)

アルバムのラストを飾る重要な楽曲なので必聴です。

平成最後の全国ツアー開催