【never young beach/あまり行かない喫茶店で】歌詞の意味を徹底解釈！コードはこちら♪

そのような気持ちの良い風景を見ると、大好きな恋人のことを思い出す時はありますよね。

素敵な風景を見ると、好きな人にもその素晴らしさを伝えたくなるからかもしれません。

この「小さな家を買って」からのサビの歌詞は、この後も何度も出てきます。理想とする幸せな家庭のイメージなのでしょう。

「ピンクのペンキ」を塗った部屋はとても楽しそうな雰囲気です。「庭には犬」もいるので、にぎやかな家庭が好きなのだと思います。

never young beachの楽曲からははっぴいえんどや細野晴臣の影響が感じられるので、「ピンク」はそこから着想していることも考えられますね。

細野晴臣はザ・バンドから大きく影響を受けたと語っています。そのザ・バンドのデビューアルバムが『Music from Big Pink』です。

これはザ・バンドとボブ・ディランが借りていた住まいの通称で、壁がピンクに塗られていたことがその由来となっています。

never young beachのサウンドは幅広い音楽への知識を感じさせますので、ここまで意識して作ったことは十分に考えられるでしょう。

「飲めない珈琲」を飲もうとしたのには、もう1つ理由があるようです。

「あなたのようになりたい」という歌詞から、恋人のようになりたいと思ってコーヒーに挑戦したことがわかります。

でも、飲んでみるとやっぱり飲めなかったので、「僕は違うな」と認めているのです。とても素直な方だと思います。

この「商店街がいい匂い」という歌詞は、雨上がりのにおいがとても気持ちが良いということでしょう。

雨に濡れてしまった自転車に乗って「今にも切れそうなチェーン」を回して進みます。

この歌詞からは自転車がかなり使い込まれていることが想像できますよね。ざっくりいうとボロボロなのでしょう。

そんなボロボロの自転車で、ゆっくりと夕暮れ時の道を走るのは気持ち良いですよね。何気ない幸せな日常の風景がイメージできます。

近くの川沿いを散歩したり、自分たちのお気に入りの「何てことのない」絵やレコードを楽しんだりするのはとても幸せなことではないでしょうか。

『あまり行かない喫茶店で』はKeyがE♭でⅠ→Ⅵm→Ⅳ→Ⅴのシンプルな進行が基本となっています。

歌のメロディーを楽しみながら、音源を聴き込んで練習してみてくださいね。

参考となるコード譜は下記のとおりです。

今回は、never young beachの『あまり行かない喫茶店で』について紹介しました。

風景が浮かぶような歌詞と軽快なサウンドが心地よい曲です。

この記事を呼んでnever young beachに興味を持った方は、公式サイトで最新情報もチェックしてみてください。

そして、彼らのライブに足を運んでみてはいかがでしょうか。