BIGBANGの歌詞（日本語訳）を人気順に厳選紹介！名曲「LOSER」の順位は？【MVアリ】

圧倒的勝者であるはずのBIGBANG。

その人気はアジアにとどまらず、世界を席巻し続けています。

にもかかわらず、自らをLOSER＝敗者とたとえて歌う意味とは、どんなものでしょうか？

音楽の体現者として、アーティストとして圧倒的な人気を誇る彼ら。

しかし、そんな特殊な立場にいるからこそ、世間と折り合いのつかないことも多いのではないでしょうか。

また、真実の愛がほしいと願っても、圧倒的な知名度や膨大な収入と人間性を切り離して考える他人にはなかなか出会えないでしょう。

人気や金目当てではないかと、疑ってしまう心もあるのではないでしょうか。

さらに、アーティストとしては様々なオファーを受けざるを得ません。

仕事として歌う以上、優先されるのは自らの意思よりも、大人の事情や世間の需要であることも多いでしょう。

そうであるなら、飼いならされているピエロ、と自らを卑下する心持ちも理解できるような気がします。

昔は、もっと上に、スターを目指して歌い続けてきたはずでした。

しかしいつのまにか、住む部屋は高層マンションのペントハウスになります。

毎朝窓から見下ろせば恐ろしい数のファンにすべてのプライベートを監視されるようになってしまいました。

そんな立場は称賛され、羨望されることはあっても、同情の目で見られることは多くありません。

息もできないほど目線を感じる生活は、その苦しみはきっと、同じ立場にいる誰かにしか理解できない種類のものだからです。

世界に愛を伝えるはずの、自分たちの音楽。

しかし浮かぶのはいつからか、荒んだものばかりになっていました。

鏡を見て映るのは、世間からは圧倒的な成功者として見られているはずの男。

しかし、いつまでも「幸福」をつかめたような気はしないのです。

好きな相手が、すべてを許してくれる。

それは幸福に違いありませんでした。

しかし、望めばいつでも女性を連れだせるようになってしまった今、そんな特別なはずの彼女のことさえ、心から信じられなくなってしまったのです。

どうせ金目当てなんだろう、そんな疑心暗鬼から自分を救い出すすべが見つからないのです。

今はもう、上を向いても空しか目には移りません。

昔は叶えたい夢であふれていたはずなのに。

でも進むしかないのは、いつからかこの道の果てを夢見るようになっていたから。

いつかの人生の最後に、悔いなく眠れるその日まで走るのです。

世界中で大ヒットした彼らの代表曲といえばやっぱりこのナンバーですよね。

公式YouTube動画の視聴回数は驚異の3.38億回！！

古代の王のような石の椅子に腰かけたメンバーは、下界を見下ろします。

そのファッション性にも大きな注目の集まるBIGBANGらしく、それぞれのカラーを色濃く出したファッションは、まるでアメリカンコミックの登場人物のようです。

ロングヘアツーブロックに白黒ストライプのスーツのG-DRAGON。

モヒカンにブラックのパワースーツのSOL。

ブルーのカーリーヘアに皇帝スタイルのTOP。

金髪にネイビーのベロアスーツのD-lite。

鍛え上げた肉体にブラックのタイトスーツのVIです。

（もちろんファッションはころころ変わるんですけどね…。）

最後にはカラフルなクラブファッションに身を包み、ガスマスクのパーティピーポーやモンスターの着ぐるみとダンスを楽しむメンバー。

ノリノリでアゲアゲな楽曲です。