歌詞を解説
戦いを連想させる歌詞
初めはいつだって 期待を止められない
けれどやがて諦めを覚える 今を守る盾を薬莢に詰め込んで
円く壁を切り取った のぞけば 終わりが見返してた
出典: https://twitter.com/RegunmMoririn/status/475269201343430656
「トコハナ」の歌詞はアニメとリンクした奥行きのある世界観が魅力です。
「今を守る盾を薬莢に詰め込んで」は、守るために銃を手にするという戦いの様子が描かれています。
このような戦いを思わせる歌詞が「トコハナ」にはたびたび出てきますので、その風景をイメージすることが重要でしょう。
最後は唐突に
一瞬で奪われる
誰を責めても戻りはしないのに
連鎖は終わらずに それどころか増してく
自分自身を追い込む武装に気づかない
ピエロの様だ
出典: https://twitter.com/sayuri_love0826/status/929348120562905089
戦いの場において、死は唐突に訪れます。残された方は一緒に戦った仲間を責めたり、敵を憎んだりするでしょう。
このような連鎖は終わることがなく、戦いが長引けば長引くほど増していくことは想像できると思います。
白い花で包み込む
この世で最高に綺麗なものはなんだか知ってる?泥の中にいても決して汚れない花だって。なぜだか僕も同じ名前背負って生まれてここにいるんだ
出典: https://twitter.com/beryl_pad/status/938681869066911744
ここで歌詞のイメージとなった蓮の花について触れています。どんなにひどい状況におかれても、心が汚れない強さをあらわしているのでしょう。
同じ名前というのは、ブラック・ブレットの主人公である里見蓮太郎のことを指しています。アニメのエンディングテーマであることを感じさせますね。
激しい 黒に包まれた君の
哀情でも 心傷でも 全部取り込んで
それすら僕の糧にしてみせるさ like a lotus
だからずっと そばにいて
出典: https://twitter.com/beryl_pad/status/938681869066911744
全部取り込んで 淀みない 白い花で包み込むよ like a lotus だからずっと笑ってて
出典: https://twitter.com/arderuhaito/status/668014662823186432
ここでは黒と白が感情の対比としてあらわされています。「黒に包まれた」は怒りや憎しみ、「白い花」はやさしさや思いやりを意味しているのではないでしょうか。
どれだけ心が荒んでしまっても、やさしさにふれることでそれは少しずつ癒されていくものです。そして、大切な人であれば、傷ついた心や悲しみまで受け止めてあげたいと思いますよね。
まとめ
今回は、やなぎなぎのヘビーなロックサウンドと蓮の花をイメージした歌詞が魅力の「トコハナ」について紹介しました。
精力的な活動を続けている彼女は、2018年1月17日に4作目のアルバム「ナッテ」を発売予定です。
この記事を読んで、やなぎなぎに興味を持った方は、ぜひこのアルバムもチェックしてみてください。
詳細については、下記の公式サイトからご確認いただけます。
やなぎなぎのオフィシャルウェブサイト。最新ニュース、リリース情報などを掲載。
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