Creepy Nutsってどんなユニット!?
1MC・1DJのヒップホップユニットです♪
2017年11月8日にデビューシングル「高校デビュー、大学デビュー、全部失敗したけどメジャーデビュー。」を発表しました。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Creepy_Nuts(R-%E6%8C%87%E5%AE%9A%26DJ%E6%9D%BE%E6%B0%B8)
Creepy NutsはR指定とDJ松永による2人組のヒップホップのユニットです。このグループの形を1MC・1DJ(ワンMC・ワンDJ)と言います。
1MC・1DJというのはひとりのMC(master of ceremony)とひとりのDJ(disc jockey)という意味です。Creepy Nutsは「MC=R指定」と「DJ=DJ松永」という構成。
master of ceremonyとは本来は司会者という意味ですが、ヒップホップの世界ではMCはラッパーのことを指します。
ラッパーが言葉を操り、DJが曲を流します。バンドで言うとラッパー=ボーカル。DJ=ギター・ベース・ドラムですね♪
Creepy Nutsの結成は2013年。そしてようやく2017年にソニーミュージックエンターテイメントと契約し、めでたくメジャーデビューが決定。
このシングルに「だがそれでいい」が収録されています。
それからMCのR指定はアルティメットMCバトルの全国大会で3連覇を果たした実力のあるラッパーの1人です。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/R-%E6%8C%87%E5%AE%9A_(%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BC)
ラップの大会で3連覇を果たしたというとあのKREVAと並んでいます。それほどラップのスキルが高いと言う証明ですね。
またテレビ朝日の勝ち抜きラップバトル番組「フリースタイルダンジョン」でもお馴染みです。挑戦者に立ちはだかるモンスターとして参戦していました。
ヒップホップというと強面のイメージがありますがCreepy Nutsはユーモアあふれるライム(歌詞)で勝負しています。
R指定は大阪生まれなのでやはりお笑いの血が色濃く流れているのでしょう。
Creepy Nutsのスタイルとは?
Creepy Nutsはヒップホップのスタイルをとっていますが、強引に韻を踏んでいるようなスタイルではありません。
直球のヒップホップというよりも歌とラップの中間という印象です。
ヒップホップというと一般的には全身にタトゥーを入れて、金属のチェーンをジャラジャラしながら睨み付けるイメージだと思います。
実際アメリカのヒップホップの主流であるギャングスタラップは相手を非難したり攻撃したりする暴力的なスタイルです。
しかし、日本でヒップホップをするとなるとギャングスタラップというのは一般的ではありません。
アメリカほど犯罪率も高くないですし、そのスタイルを日本でやろうとしたらやはり一部の不良たちに限られます。
しかし、Creepy Nutsは笑いを取りにいくお笑い芸人のようなスタンス。この軽いスタンスが日本人には合っているでしょうね。
おもろいことを言ってなんぼの大阪人のスタイル。このスタイルだとコアなヒップホップファン以外の人にもアピールすることができるのでファン層は広がるでしょうね。
「だがそれでいい」ってどんな曲!?
デビューシングルに収録
「だがそれでいい」はストリーミングのダウンロードで一曲のみでも発売されています。
CD形式としては「高校デビュー、大学デビュー、全部失敗したけどメジャーデビュー。」に収録されています。
ギャングスタスタイルのヒップホップの重い感じはなく、ラテン系のフレイバーを感じます。
この軽やかさは先輩ヒップホップユニットの「RIP SLYME」や「スチャダラパー」を連想します。ヒップホップでも重いものから軽いものまであります。
日本のヒップホップシーンの広がりを感じますね♪
「だがそれでいい」の歌詞の解説!その意味と黒歴史とは?
黒歴史を披露!
「だがそれでいい」の歌詞を一言で説明すると「黒歴史があっても恥ずかしがらずに突き進んで人生を前進させろ!」という応援歌です。
ラップなので「応援歌」というと違和感がありますが内容は励ます歌詞です♪
失敗を繰り返したけど最後はメジャーデビューしたという自分たちの姿をラップしています。
実際に歌詞を見ていきましょう。
オイ!イキんな!しゃしゃんな!
てか、そんなガラじゃないんだ
目立つな!狙うな!
一体何処に自信があんだ?
背伸びはすんな。身の丈てもんがあんだ
ちょタンマw早まんな!
いやまだだお前の出番は
とか言っても聞きやしねぇな
俺はまるで暴走機関車www
ポッポーwww
出典: だがそれでいい/作詞:R-指定/TOMMY BOYCE/BOBBY HART 作曲:TOMMY BOYCE/BOBBY HART
「な」で韻を踏んでいますね。ヒップホップのセオリーですね。