ポエトリーリーディング

but the heart is also heavy,
and the beautiful engineers are all dead,
the secret technicians conspire for their own glamour
in the Future, in the Future,
but now drink vodka and lament the Security Forces,

出典: Kral Majales/作詞:Allen Ginsberg

【独自和訳

しかし心は重い。美しい技術者はみんな亡くなった。

将来、秘密の技術者は自分に魅力のある仕事のため企むようになるだろう。

でも今はウォッカを飲み、防衛部隊のことを嘆く。

Allen Ginsberg/Kral Majales(King Of May)

曲の最初の語りはYouTube動画からのサンプリングだそう。

ビートニク詩人アレン・ギンズバーグによる「Kral Majales」のポエトリーリーディング

詩の朗読ですね。

詩集「吠える」で知られるギンズバーグ。こちらではウォッカを飲んで嘆かれているご様子。

本当はもっと長い詩ですが「Ghana」で使われMVでも文字に起こされている部分をピックアップ。

全文はこちらからどうぞ。

ただD.A.N.としては意味がわからないまま気だるい喋り声が気に入って使ったそう。

やっぱり音感重視なんですね。

喋り声をビートに乗せるサンプリング

The Books/Take Time

しかも喋り声をビートに乗せるというサンプリング手法はThe Booksにインスパイアされたそう。

The Booksというのは2012年に解散したアメリカの実験的ユニットです。

もう音のコラージュ(切り貼り)。声も楽器のひとつであるという考え方そのものです。

フィッシュマンズじゃありませんが「意味なんかないね~」の無我の境地なんですね。

最後に

【D.A.N./Ghana】謎多き歌詞を解説!ライオンの背中に乗ってどこへ行くの?!の画像

ライオンの背中に乗ってどこに行くの?

その答えは「音に揺れて漂うだけ」なのかもしれません。

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