砂漠のように渇いた心
渇いた荒野で 白く咲いていた
あの花の名前 憶えてますか?
炎に放(ほう)った 流せない涙
夢なんて見ないよ 傷つくだけさ
生まれた瞬間から ひとりきりだった
俗に言う"愛"など 捨ててしまった
出典: http://j-lyric.net/artist/a055aa6/l041e96.html
孤独の世界で生きていると、きっと心も砂漠のように渇いてしまうのでしょう。
一筋の希望のように荒野に咲いていた花の名前も忘れ、涙を流すことさえできず、夢を見ることに対して深い諦めの感情を漏らします。
砂漠のような世界にぽつんと生まれれば、きっと"愛"なんて感じることなく生きていくことになるのでしょう。
この世で一番 激しい 風が吹く
砂漠の町を行き交う人々が歌ってる歌は
叫びにも似て
思い出してはいけないあの哀悼歌(エレジー)
思い出している
出典: http://j-lyric.net/artist/a055aa6/l041e96.html
砂漠に吹きつける激しい風は、孤独の世界にぶつかってくる厳しい出来事を比喩しているようです。
曲のタイトルにもある「哀悼歌(エレジー)」という印象的なワード。
誰もいない世界で
絶望の淵 揺れる蜃気楼
たいようが燃える燃える Burning Carnival
この世で一番 哀しい 夜が来る
砂漠を照らし嗤(わら)ってる星へと願ってみたって
決して叶わない
だからせめてもうヴェール纏(まと)ったままで
踊り続けるよ
あの鳥は何処?
あの花は何処?
あの人は何処?
出典: http://j-lyric.net/artist/a055aa6/l041e96.html
「孤独」という言葉が似合う歌詞の物語ですが、最後の大サビまでそんなテーマが一貫して描かれています。
くり返されるサビの歌詞は、過酷な砂漠の世界、そしてその世界を照らす「嗤(わら)ってる星=太陽」を強調して描きます。
そこは渇いていて、救いの見えない光景です。
「何処?」とくり返す歌詞の終わりまで、徹底して哀しさが漂っています。
まとめ
厳しくて寂しい砂漠の世界が描かれる「たいようの哀悼歌」の歌詞。
その世界観は、アニメ「将国のアルタイル」の風景を色濃く反映したものとなっています。
果てしなく続く砂漠の寂しい風景や、嗤いかけるように照りつける「たいよう」は、まるで生きていくことの厳しさ、孤独を描いているようにも思えます。
アニメや原作の漫画を知っている人は、より歌詞を深く理解して楽しめるのではないでしょうか。
シリアスな曲調がFlowerの大人の色気漂うパフォーマンスで描き出されているこの曲を、是非聴いてみてください。彼女たちの魅力の虜になってしまうこと間違いなしです。
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