地獄少女の世界観とマッチ

「ノイズ」は、TVアニメ「地獄少女 宵伽」のオープニングテーマと使われたことで注目された曲です。

地獄少女シリーズとはどのようなアニメなのでしょうか。

このアニメは、都市伝説のようなウェブサイト「地獄通信」アクセスして、晴らせない恨みを書き込むところからはじまります。

そして、地獄少女である閻魔あいがその憎い相手を地獄に流し、依頼者もまた地獄に落ちるというミステリーホラーです。

独特な雰囲気を持ったアニメの世界観を、ミオヤマザキの音楽がアニメを盛り上げています。

「地獄少女盤」に閻魔あいver.収録

「ノイズ」の仕様は、通常盤と期間限定生産盤の「地獄少女盤」の2種類です。

「地獄少女盤」はオリジナル・アニメジャケットになっていて、通常盤とは収録曲が異なります。

TVアニメの主人公である閻魔あいバージョンの「ノイズ」、ミオヤマザキバージョンのエンディングテーマ「いろがみ」が聴きどころとなっています。

ミオヤマザキの「ノイズ」はもちろん、その他に「Que sera, sera」が収められています。

アニメファンだけでなく、ミオヤマザキファンも見逃せない内容です。

気になる歌詞の意味は?

「ノイズ」の気になる歌詞の内容について、紹介していきます。

本当のことが言えない

リリック・フォトムービーです。歌詞の内容をしっかり知ることができます。

“さよなら”は引き止めてって
“大丈夫”はだいじょばなくて
“もういい”は全然よくなくて
そのままのワタシで良いって言って
本当はもっともっとあなたの事を
知りたいよって一緒にいたいよって
伝えたら離れてしまいそうで
だから守る事を幸せとした

出典: https://twitter.com/mioyamazakibot/status/928645459526033409

この曲の歌詞には、素直に口にはできない繊細で一途な女性の気持ちが描かれています。

「さよなら」と言うものの、本当は引き止めて欲しいという気持ちがわかるという方も多いのではないでしょうか。

しかし、素直な自分を相手に見せて、もしもいなくなってしまったら立ち直れないですよね。

「嫌い」でも「好き」

ねぇ ちゃんと目見て
話したらきっと
伝わる様な気がしてるんだよ
「面倒くさい」「怖い」
「嫌い」でも「好き」
おんなじなら

キレイだと思ってた世界
見つけた気になってただけだ
逃げるヤツが
幸せになる世界ならば幸せなんて
要らない要らないもう要らない

出典: https://twitter.com/xCxLbot/status/887219975437434881

嫌いと言いながらも離れられないなら、それは好きと同じなのかもしれません。それは、さよならと言いながら引き止めて欲しいのとよく似ています。

誰かと向き合うことは、キレイなだけではありませんよね。相手の醜い部分や嫌な部分を知ることになります。しかし、それを分かり合うからこそ、本当に幸せになれるのです。

上辺だけで付き合うようなキレイな幸せなど、彼女は求めていません。

ヘタクソにしか生きられない

ヘタクソな生き方でしか
生きられない私達は
きっと一人では出来ない事も
二人でなら出来る様な
そんな存在(ばしょ)になりたかったな

出典: https://twitter.com/xCxLbot/status/887219975437434881

しかし、お互いに気持ちをさらけ出してぶつかりあえば、離れていくこともあります。逃げることも目を背けることもできない不器用な2人なら、それはなおさらです。

1人ではできないことも2人ならできるという気持ちにさせてくれるような、すてきな恋人だったのでしょう。

「存在(ばしょ)になりたかったな」という歌詞から2人の別れが感じられます。

まとめ

今回は、要注目のロックバンド「ミオヤマザキ」の「ノイズ」について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

素直になれない一途な女性の気持ちが感じられる歌詞と、タイトなバンドサウンドが魅力の曲です。

オープニングテーマとして使われたTVアニメ「地獄少女 宵伽」も、見てみたくなりますよね。

この記事を読んで、ミオヤマザキに興味を持った方はぜひ公式ウェブサイトもチェックしてみてください。ミオヤマザキの独特な世界観をより深く知る事ができます。