04 Limited Sazabys『Letter』は〇〇を歌った？！歌詞の意味を解釈！コード譜も♪

『TOY』は2015年10月に発売された、メジャー初となるシングル。

このシングルは、秋の哀愁を感じられる計4曲の楽曲が収録されています。

収録されたテンポの良い楽曲たちを聴いているとテンションが上がってくると同時に、歌詞から切なさを感じるのは、秋を意識したシングルだからなのですね。

シングルのタイトルである『TOY』には、自分への”問い”と、Taste Of Youといった意味が込められているらしいです。確かに、おもちゃって感じの曲たちとは言い難い……。

曲を作成する以前にこのタイトルだけは決められていたようですよ。『TOY』を発売する前年にリリースされた『YON』からさらに進化させたものに、という気持ちもあったみたいです。

まずは、1stシングル『TOY』に収録されている『Letter』のMVを観てみましょう。

4人が演奏しているシーンに、海で遊んだりバーベキューをしている夏の映像を挟んでいるこのMV。颯爽と駆け抜けるメロディーと映像の雰囲気がぴったり合っています。

しかし、歌詞を追いながら見ていると、「あれ？失恋ソングじゃなかったの？」なんて思う方もいるのでは？

実は『Letter』は、作詞作曲をしているGENが制作に追われていたために、夏を楽しむことができなかった悲しみの感情を歌っているのです。

それを頭に入れながら、歌詞を見ていったらまた違った見方ができるはず。それでは歌詞の解説をみていきましょう！

『Letter』の歌詞を解説していきます。コード譜も一緒に載せているので参考にしてください。

 夏の暑さや楽しさを懐かしむ曲であるということを念頭に置くと、光というところで夏のまぶしい日差しが見えてきますね。

恋愛に当てはめると、別れてしまった彼氏や彼女に対して、もう通じることのない思いが感じられます。そんな悲しみのなかでも、思い出はきらきらと光となって再現されますよね。切ない！

あんなに好きだった相手は、今頃どこで何をしているのだろうか？夏の暑さを思い出して切なくなるように、相手が自分の心に残していった匂いは、胸を熱くします。

こんな風に今更感じることはいけない？そんな罪の意識を感じても、好きなあの人を思い出すことをやめることのできない気持ちをつづっているのです。

あんなに好きで同じ気持ちでいたはずなのに、気づいたらすれ違い、そのまま遠くに行ってしまった……。そんな大切だった存在を思い出させます。

どうすれば良いのかわからず、途方に暮れてしまうときもありますよね。

たくさんの感情を共にした記憶は、思い出せるのに最後の別れの記憶は辿れない。

思い出されるのは、一緒に居た時の記憶……。痛みも分かち合ったのに、そんな2人も今はバラバラになってしまって悲しいといった気持ちです。

このように、『Letter』からは失恋ソングとして、もう側にいることができなくなってしまった相手への気持ちと、夏が終わってしまった寂しさの2つの面を読み取ることができます。

夏の終わりや秋の切なさを感じられる楽曲ですよね。

2017年12月6日

04 Limited Sazabysの楽曲、『Letter』について紹介しました。失恋を歌った曲かと思いきや実は、夏を歌った曲である、この『Letter』。

これを聴いていると、過ぎ去ってしまった楽しかった夏を思い出してなんだかセンチメンタルな気分になりますね。さらに、楽曲の裏側を知ると、4人についてももっと知りたくなってきます。

今年も夏が待ちきれません！これからの04 Limited Sazabysの活動にも注目です！