YUKI【ドラマチック】歌詞の意味を解説！今も蘇る思い出って？この気持ちはいつまでも大切にしよう…

まずは、2016年から放送されたアニメ『3月のライオン』とタイアップした楽曲です。

アニメの23話から33話までYUKIの【フラッグを立てろ】がオープニングテーマに起用されました。

ちなみにその前の12話から22話までもYUKIの楽曲が起用されています。

『3月のライオン』は2007年から現在まで連載されている漫画が原作。

将棋の世界が舞台で、15歳でプロ棋士になった天才と称されている青年が主人公です。

天才ならではの孤独を抱える主人公が関わる人たちの温かさに触れ、成長していく物語。

【フラッグを立てろ】は、主人公のように戦う人たちを応援してくれる楽曲です。

まさに絵本に出てくるような、夢のある表現に注目です！

次は、今回ご紹介した【ドラマチック】同様にアニメ『ハチミツとクローバー』とのタイアップ曲。

同アニメの2期ではYUKIの【ふがいないや】が起用されました。

タイトルの「ふがいない」とは歯痒いという意味。

何かをしたいのに、誰かに何かをしてあげたいのに、何も出来ない…。

それがハチクロの登場人物たちの心情とマッチしているように感じます。

大学生はまだまだ子供だといわれることも、もう大人だといわれることもあります。

自分の夢のために、大切な誰かを守るために一番奮闘する時期でもあるでしょう。

けれど、それはもちろん叶わないことも。

実際に主人公の竹本はヒロインのはぐみに想いを寄せますが、最終的には失恋。

また美術大学が舞台なので、自分の才能と向き合って心が折れる瞬間もたくさんあります。

そんな気持ちに寄り添う【ふがいないや】は可愛らしいポップスですが、歌詞はとても深いのです。