I'll be there Forever
君をつつむ風のように
出典: 涙のない世界/作詞:森月キャス 作曲:日比野裕史
I'll be there Forever
日本語に訳すと”永遠に僕はここにいるだろう。”
君を失ってしまったことで、季節は過ぎても僕の心は動き出すこともなく、立ち止まったままなんだろうな。
と、強い喪失感により立ち直る自信がない僕の心が表現されています。
君と一緒に過ごすことは叶わないとしても、せめて君の記憶の中の僕が君をあたたかく包む風のような存在としてあり続けたいという願いがこの歌詞から感じられます。
笑顔のない世界を行くのならこのまま君の傍にいたい
幻覚(まぼろし)でもただの夢でもいい
もう一度あの日の君に微笑んでほしい
出典: 涙のない世界/作詞:森月キャス 作曲:日比野裕史
君がいなくて僕は笑うことすらできなくなって、どうせこんな苦しいむなしい世界に生きていくのなら、君の傍にいたい
君の存在を感じていたいという気持ちが表現されています。
でももう一度、最後の願いが届くとするならば、まぼろしでも夢でもいいから、また前みたいに君に微笑んでもらいたい、
心を通わせたい。という強い気持ちもこめられています。
ささやかな花束風に舞う花びら
君に似てる薫り儚い想い
出典: 涙のない世界/作詞:森月キャス 作曲:日比野裕史
ささやかな花束とは、何でしょうか。
どうしても気持ちに決着をつけられず、もう一度君に気持ちを伝えようという僕の決意の表れが、
君にささやかではあるけれど、花束を贈ろうと思い立たせたのだと思います。
ですが、僕の決意もむなしく、無常にも風に花びらがひらひらと舞い、その花びらの薫りがどことなく君に似ていて胸が締めつけられてしまいます。
では、”儚い”とはどういうことなのでしょうか。
”すぐになくなりむなしい様子”や”不確実で見込みがない様子”を意味する言葉です。
そのようなことから、花びらが散りゆくように君への想いも儚く散ってしまう・・・
運命には逆らえないこと=終わってしまった愛を取り戻すのは困難であることを、なんとなく悟ってしまったようなあきらめに似た感情が最後の歌詞に表現されているように思いました。
一通り、”涙のない世界”の歌詞を読んでみて、この歌に出てくる”涙のない世界”とは”君との愛が永遠に終わらない世界”のことなんだと思いました。
一度できてしまった溝を埋めることはとてつもなく難しいです。
なかなか気持ちの整理がつかずいつまでも思い続けてしまうことも悪いことだとは思いません。
ですが、いつかその”想い”がひとつのステキな”想い出”となりより一層輝ける時が遅かれ早かれやってくると私は信じています。
永遠に終わらない愛もぜひ手に入れてみたいものですが、失ってから気付く大切なことから得られる経験は、とても貴重なものだと思います。
マイナスなことばかりではなくこれからの自分にとってプラスにつながることもたくさんあると思います。
その経験がかけがえのない宝物になっていくかもしれません。
どうか、そこで終わらせないで、ひとつひとつ胸に刻みつつステキな未来にたどりつけるよう願っております。
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