岡崎体育
岡崎体育が生まれるまで
1989年生まれの28歳、本名は岡亮聡(おかあきとし)。
ゲームと音楽を愛する彼は、中学生の頃にゲームソフト「大合奏!バンドブラザーズ」での作曲を始めました。
その後、大学時代にバンド活動を始めるも挫折。
2012年、卒業後一度は就職しますが、ほどなく音楽を諦めきれず退職。
その後、ソロプロジェクト「岡崎体育」を始動し、自主制作でのCD販売などを始めました。
デビュー
2016年5月、アルバム「BASIN TECHNO」でメジャーデビューを果たします。
全楽曲の作詞・作曲・編曲を1人で手がけたこの作品で、タイアップなしにもかかわらず、いきなりオリコン9位を獲得した岡崎体育。
翌6月には本人も登場する「JINRO」のCMでの楽曲「割る!」を配信限定でリリースしました。
文化庁メディア芸術祭
2017年3月、現在2515万回再生を誇るMV「MUSIC VIDEO」で第20回文化庁メディア芸術祭「エンターテインメント部門 新人賞」を受賞した岡崎体育。
同賞は音楽に限らず幅広い分野を讃える賞であり、これまでPerfumeや庵野秀明監督(「シン・ゴジラ」)が受賞しています。
潮風
映画にもなった三浦しをんによる大ヒット作「舟を編む」のアニメ版主題歌として書き下ろされた楽曲。
前作「割る!」が配信限定だったこともあり、このシングルが、事実上岡崎体育にとってのファーストシングルになります。
これまでコミカルなイメージの強かった岡崎体育のサウンドには珍しい、美しい情景描写の歌詞が光る楽曲に仕上がっています。
舟を編む
辞書編集の現場で働く人々を描く、人間ドラマ。
真面目なだけが取り柄の主人公、馬締光也(まじめ みつや)を中心に、人々が辞書編集の仕事に没頭していく姿を描いた傑作です。
10年とも20年とも言われる長期の仕事である辞書編集の仕事を2部構成で描いたこの作品は2012年に本屋大賞を受賞しベストセラー化。
その後、2013年に石井裕也監督、松田龍平・宮崎あおいのダブル主演で映画化もされ、またしても大ヒット。
第86回アカデミー賞外国語映画部門日本代表作品に選ばれるなど高い評価を受けました。