【HURRY GO ROUND/hide with Spread Beaver】歌詞を徹底解釈！！

無我夢中で走り抜けていたころに、大切な何かを忘れてしまうことはよくありますよね？

ココロなのかモノなのか、はたまた過去なのか......。

一番大切にしなければならないものは、人それぞれ違うと思います。

それを置き去りにして人生を走り抜けるのは、とても寂しいですよね？

走り抜けるのは構いませんが、できればそれを小脇に携えて行きたいところ。

2番目のBメロはそんなことを歌っています。

喜怒哀楽すべてをひっくるめて人生。

いつも幸せとは限りません。

むしろ、生きているとそうでないことの方が多いような気がします......。

もしかしたら人生で輝くのは一瞬かもしれません。

それでも生きている限り春はくる。

春は再生の季節。

私たちに希望をもたらしてくれます。

あっという間に過ぎ行く人生は、hideさんが言うようにメリーゴーランドのようですね。

その間にも輝くときはある。

それを心に持って生きていこうというメッセージだと思います。

さて、ここからはhideさんのオススメ曲を紹介していきたいと思います！！

1曲目はソロデビューシングル『EYES LOVE YOU』。

イントロのギターバッキングと妖しい世界観の歌詞がとてもマッチしています。

hideさんの曲の特徴は、まるで古さを感じさせないところ。

楽曲の点においても、歌詞の点においてもです。

hideさんが今も生きていたら、と感じてしまいますね......。

ハスキーで荒削りなボーカルが魅力的です。

2曲目は『DICE』です。

hideさんの曲のなかでもメッセージ性が強いですね。

「運命の賽を振るのは自分自身しかいない」という、直球のメッセージが胸に響きます。

イントロのギターとドラムの掛け合いが素晴らしいですね！！

3曲目はX JAPAN時代に作った『JOKER』。

アメリカン・ロックが炸裂しています。

仮面舞踏会をテーマにした歌詞は、『不思議の国のアリス』のようなレトリックが満載。

ユーモアとエスプリが楽しめます。

いかがでしたでしょうか？

今回は死してなおそのカリスマ性が薄れないhideさんの『HURRY GO ROUND』を解説しました。

人生なんて楽しくもなければつまらなくもないさ、と語るhideさん。

それでも最後には、必死に生きる私たちの代弁者のように「春に会いましょう」と語りかけてくれます。

「OTOKAKE」ではhideさんの他の記事も掲載しています。

下にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください！！