今止まっていた景色が動き出した気がしたんだよ
ほら 僕の鼓動も確かに刻み始めた4拍子
出典: トレモロ/作詞:野田 洋次郎 作曲:野田 洋次郎
ほんの少しでも見える景色が変わったのなら、そこから未来も変わっていけます。
物事を見る角度や考え方が変われば、生き方も変えることができるのでしょう。
そして、自分の存在意義も、生きていく意味も見出すことができるのです。
不規則なリズムで進んでいた時間も、1秒ずつ強く確実に時を刻むようになります。
自分の中の正しいリズムを知れば、また鼓動が乱れても戸惑うことはありません。
軌道修正も、進路変更も恐れなくていいのです。
生きづらい自分でも
不器用な僕も描き出してみるよ
終わりに向かってゆく明日を
笑って迎える意味を
出典: トレモロ/作詞:野田 洋次郎 作曲:野田 洋次郎
日々を生きるということは、いつか訪れる終わりへと生きていくということです。
それぞれの最期の日を迎えるために生きているのです。
思うように生きることができない生きづらさ。
それも自分なのです。
上手に生きることができなくても、生きる意味を探し続けていいのです。
生きにくくても、希望は捨てない
生きる意味を見いだせなくなったとき。
不器用ゆえの生きづらさを感じたとき。
この曲は、小さな望みでも見落とさなければきっと明日を迎えることができると歌っています。
歌詞の中の僕と君。
一見すると、全てのことを諦めているかのように見えます。
しかし、笑顔を見せることによってそこから希望を見出そうとしているのでしょう。
ネガティブでもない、かといってポジティブでもない歌詞。
本当の意味で心に寄り添う歌詞というものはこのような歌詞なのではないでしょうか。
この曲の最大の魅力は疾走感のあるサウンドと、優しく心に寄り添う歌詞です。
どんなに乱れて不規則に刻む鼓動も受け入れて優しく整えてくれる。
どんなリズムとも共鳴するトレモロのように全ての生き方を受け入れてくれるような曲なのです。
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