天野月子【箱庭 ～ミニチュアガーデン～】歌詞の意味解釈！あなたへの想いとは？閉じた心が開く瞬間に迫る

いかがですか？

女性の心が複雑だということがわかると思います。

向き合いたいという前向きな気持ちと、怖いから逃げたいという感情が同居するのです。

男性にはわかりにくいと思います。

つき合いたいけど自信がなくて怖いというのと似ているようですが…。

男性の中にもそういうナイーブな人もいることでしょう。

しかしながら、ナイーブでないタイプの方は「めんどくさい」と言うと思います。

そういうタイプの方は、一生女性は理解できないし信用されることはありません。

本楽曲に出てくる男性の場合はどうでしょうか。

不安にさいなまれる主人公の女性を温かく見つめているようです。

女性にとって最も魅力的な男性とは？

イケメンであること？はたしてそうでしょうか。

経済力？男性が思い込んでいるだけです。

一番大事なのは包容力だと思います。

温かく包み込むような人間性が至上の価値です。

たいていの女性はそういう愛情を求めています。

自分の作り上げた世界、箱庭から連れ出してくれる誰かを…。

『箱庭～ミニチュアガーデン～』の女性とは異なるタイプの女性です。

心に闇を抱えながら、器用に立ち回ります。

彼氏または夫は、その器用さしか見ていません。

その器用さこそを、彼女の「そこそこの魅力」と思っています。

しかし彼女にはもっと欲しい深いものがあるのです。

椎名林檎の初期の楽曲で、一見かわいらしい恋愛の歌です。

カラオケで女子が歌うとかわいいと思います。

が、若い椎名林檎が作った歌ながら、深い恋愛観を秘めています。

幸せな恋愛中なのに、別れたあとのことを想像してしまう。

また、若いのに自分が老いたときのことを予見しています。

女性の恋愛は不安と背中合わせです。