息をしても許されない
正論とは何かを犠牲に成り立つもの?

不特定多数に犯されるまで

出典: Ash/作詞:京 作曲:DIR EN GREY

最後の歌詞です。

前半で同じ歌詞が登場していますが、ここでは3行目のフレーズが追加されています。

非常に中途半端なところで終わっている歌詞ですが、この後に続くのは一体どのような言葉でしょう。

ここまでで綴られていた夢追い人たちの姿勢を踏まえると、「名をあげる」ではないでしょうか。

夢を見られない人たちに批判されるには、ある程度の知名度が必要です。

名が知れていなければ、そういった夢を見ない人たちが集まることもないでしょう。

つまり世間からの声が集まっている状況を、1つのステータスであると捉えるわけです。

苦しい状況に違いありませんが、それは同時に夢が順調に進捗していることも意味します。

だからこそ夢を諦めず、ここで踏ん張ってやろう!という強気な言葉が続くと想像できるのです。

最後に

DIR EN GREY【Ash】歌詞の意味を徹底解釈!何に囚われている?「此処」に留まる理由とはの画像

タイトルの【Ash】とは、日本語で「」を意味します。

夢に向かっている人たちを容赦なく攻撃する外野の声。

そんな声で燃やされ、形が変わってもなおしぶとく生き残る灰のような人の姿。

この楽曲タイトルはそんな夢追い人たちの姿をイメージしてつけられたのかもしれません。

最後にOTOKAKEの関連記事をご紹介して終わりましょう。

こちらは彼らの魅力の1つでもある「グロテスク」な世界観を解説しています。

10thアルバム『The Insulated World』のリードトラック『Ranunculus』。美しく、そしてグロテスクな異世界は一体、何を意味しているのでしょうか?MVの解説を中心にご紹介します。歌詞も載せているのであわせてお楽しみください!

こちらは彼らのテーマ「痛み」に注目し、歌詞をランキング形式で紹介しています。

ぜひお気に入りを探してみてください。

1997年の結成から数々のヒット曲を生み出し、世界を魅了し続けるDIR EN GREY。彼らの名曲を厳選し、ランキング形式でまとめてみました。20年以上にも渡り活動してきた彼らの軌跡を、一緒に辿りましょう。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね