ちあきなおみ【夜へ急ぐ人】歌詞の意味を解説！なぜ夜も昼も怖いの？闇の中から呼ぶものの正体を解き明かす

あらためて自分自身の恋路を振り返る、主人公。

きっぱりと関係を断つことができるなら、そもそものめり込むことはなかったのでしょう。

目先の欲望を優先し、後先を省みぬ「恋」。

このままではいけないと、自分の意志で終わらせることができた時期もあったのです。

次第にズルズルと恋路にはまり込み、抜け出せなくなっていきます。

ともすれば、あえて自分から飛び込んでいったのかもしれません。

だらしのない自分を戒める、悲哀のこもった2行の歌詞ではないでしょうか。

人の心を惹きつけ、類まれなる歌唱力と表現力で今だなお世を魅了する「ちあきなおみ」。

「夜へ急ぐ人」は、自身を描写した楽曲なのではいかと連想させるものでした。

それほど彼女が、とり憑かれた作品といえるのかもしれません。

女性の情念を「夜の海」と喩えた、楽曲。

男女問わずへ、「目先の欲に溺れるな」と締め括ります。

それでは皆さん、危険な恋路にのめり込まないためにも早々に切り上げ帰路につきましょう。

世に知られていない名曲の実は？！

もともと、ちあきなおみの楽曲であった「矢切の渡し」。

皆さんご存知、「細川たかし」がカバー曲として発表しているのです。

下記のリンク先で、ぜひ再確認してみてください。

平成の歌姫は数多くいますが、昭和となれば限られるのではないでしょうか？

くわえて、奇才の歌手ともなると極めて少ないのです。

「ちあきなおみ」の、歌唱力と表現力が詰まった楽曲は数多く存在します。

メディアに露出することのなくなった彼女の想いは、カラオケでも歌い継がれているのです。

下記のリンク先では、どっぷりとその世界に浸れる楽曲を集約しています。

ぜひご覧になってください。