情熱を糧に逃げずに立ち向かえ!
辛く苦しいのはあなたが情熱を燃やす証拠
No one knows what's your struggle
'Cause you're in the air
Don't care 'bout your values till U die
Between reality and dreams,
there's right
出典: 勝ち戦/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
『あなたが何と戦っているか、誰も知らないの
あなたは今この場所にはいないから
あなたは死ぬまで、自分の価値観を疑わず生きて
理想と現実の狭間、それこそが正しいの』
自身の情熱を燃やしながら生きる事は、決して簡単な事ではありません。
なぜなら、その生き方は常に戦いの連続だからです。
自分に向き合い、己の弱い心と戦うこともあるでしょう。
時には心無い周囲からの誹謗中傷と戦うこともあるでしょう。
それでも、あなたの生き方は間違っていないのです。
情熱の先にある理想と、その途中の現実の狭間で生きる人々。
その場所にいる事こそが情熱を燃やし生きている何よりの証拠なのです。
己の情熱を信じてひたすらに進め!
Wanna give U fever
I wanna rock U
showing how much I get blind
Ma past can be a lie
Fever... Burns on a brand-new-day
出典: 勝ち戦/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
『あなたの情熱に火を付けましょう
あなたがどれだけ夢中になれるか魅せて頂戴
これまでの過去をやり直すことだって出来る
その熱でこれからの真新しい日々を燃やして』
情熱は伝染する、という事を前述しました。
人の情熱が燃え移る瞬間もまた、多くの人が惹き付けられる光景です。
その光景に惹き付けられた人にもまた、情熱の火は燃え移ります。
そうして人々の情熱は瞬く間にたくさんの人々に伝染していくのです。
しかし、情熱を燃やしていなかったこれまでの日々を悔いるのは止めましょう。
情熱の火を灯す事に遅いなんてことはないのです。
歴史に名を残した偉人でも、50歳や60歳を過ぎてから初めて偉業を成し遂げた人々はたくさん存在します。
その熱をまずは心の中に灯す事、そしてその先も燃やし続ける事こそが大事なのです。
情熱の中で心が折れそうな時は?
自身の熱に未練を持たないこと!
Good-bye, fever from yesterday
That's the real knack you all know
Welcome to my fever, today
That will cool down, but never know
出典: 勝ち戦/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
『昨日までの情熱とおさらばする事
それが本当のコツだとあなたは全て分かっているのでしょう
今日の新しい情熱を受け入れる事
それが頭をスッキリさせてくれるとは誰も知らないかもしれないわ』
情熱を持ちながら日々を過ごす中で、必ず壁にぶつかることがあるでしょう。
そんな時、ともすればその情熱は暴走してしまいかねません。
上手くいかない時はいつでも一度立ち止まって深呼吸するのが良いのです。
I' ain't got fever
No one is intoxicated by nature
Now it's time to learn
Fever will go down so soon
出典: 勝ち戦/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
『私は1人で情熱を持ち続けられたわけじゃない
自然に熱中できた訳でもない
今こそ思い出さなくちゃ
情熱を失ってしまう前に!』
悪い方向に凝り固まった熱は一度捨てて、身の回りの新しい熱に触れてみませんか。
自分が本来持ち続けていた情熱はどんなものだったか、自分はどんな存在になりたかったのか。
その情熱を動かしてくれていたのは、誰のおかげだったのか。
きっと思い出すことが出来るかもしれませんよ。
自分の人生を【勝ち戦】としよう!
Won't you give me fever?
I want the shock
to see how much you kill my mind
Won't go back to where I was
'Cause that's the only way to win, oh
出典: 勝ち戦/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
『あなたの情熱を私に頂戴
私は自分の常識を超えるほどの衝撃が欲しいの
私は振り返らないわ
それが人生で勝つ為の唯一の方法よ、ああ』
歌詞の一番最後にタイトルに通じる『win=勝つ』という言葉がやっと出てきましたね。
この曲で歌う『勝ち組』とは、情熱を燃やしながら生きている人々の事を言うのでしょう。
情熱を燃やしながら生きる人生は自分自身をきっと幸せにしますし、周囲の人達にもいい影響を与えます。
過去を振り返り、立ち止まる事は簡単です。
先に進もうとせず、昔の事ばかりを振り返った方がずっと楽だということも分かっています。
それでも前に進み続ける強さを持つ人達こそ、自分の人生を生きた、自分に勝ったと言えるのでしょう。
情熱を燃やしながら自分だけの人生を謳歌し生きる。
そんな生き方こそこの曲のタイトルでもある【勝ち戦】であるのかもしれませんね。