東京事変【勝ち戦】歌詞を和訳して解説！あなたは勝ち組？それとも負け組？戦に勝つ方法を身につけよう！

前述したように、前作から約2年半の年月を経てリリースされたアルバム『スポーツ』。

椎名林檎のソロ活動が盛んになっていた為、ファンが抱えていた一抹の不安を消し飛ばした作品となりました。

前作『娯楽(バラエティ)』はタイトル通り、彼らの音源の中でもバラエティ向きのポップな作品でした。

2ndアルバム『大人(アダルト)』とのギャップに驚いた方も多かったようですね。

そこからの今作『スポーツ』は前作のポップさをそのままに、さらに躍動感に溢れたアルバムとなりました。

タイトルに準じて『雨天決行』や『FOUL』など、スポーツをテーマにした曲も多数収録されています。

『能動的三分間』や『閃光少女』などの人気シングル曲も収録されたアルバムでもありますね。

2012年2月29日、多くのファンに惜しまれ解散した東京事変。

彼らの残した音源にはリリース当時から遊び心に溢れたエピソードが満載とファンの間では有名でした。

まず1つ目の有名な話としてはアルバムのタイトルの共通点。

『教育』、『大人(アダルト)』、『娯楽(バラエティ)』、『スポーツ』。

『大発見(ディスカバリー)』、そして『color bars』。

解散後にリリースしたカップリングアルバムのタイトルは『深夜枠』で、アニメ絵のジャケットとなっています。

そう、彼らのアルバムは全てテレビのチャンネルから由来して付けられているのです。

東京事変というバンドはお茶の間を楽しませるテレビ番組のようなコンセプトで始まったのでしょう。

たくさんの人々を楽しませた人気番組は、4年に1度の閏日にドラマティックに放送終了したのでした。

また、2つ目のエピソードも東京事変や椎名林檎のファンには有名な話です。

東京事変のオリジナルアルバムをどれかお持ちの方は今盤面を手に取って頂き、収録曲一覧をご覧下さい。

曲の並びが非常に綺麗に収まっていることにお気づき頂けるでしょうか？

これも彼らのアルバムのこだわりであり、曲順の並びは必ずシンメトリーか全て同じ文字数となるのです。

この手法、実は椎名林檎の『勝訴ストリップ』以来彼女の関わるオリジナルアルバムにずっと踏襲されています。

ですので東京事変と椎名林檎名義のオリジナルアルバムには、最新の物までこの手法が用いられているのです。

アルバムによっては、さらに1曲1曲の曲時間や収録時間までシンメトリーになっている物も。

楽曲だけでなくアルバム製作のデザインにまでこだわる熱意が伺えますね。

また3つ目の秘話としては、東京事変や椎名林檎のアルバムには曲間が全くないのも特徴的です。

その為アルバムを通して聞いた際、1枚のアルバムがまるで1曲に聞こえるという方もいらっしゃるそう。

そう聞こえるように、わざと曲間を入れないような作りでアルバムを制作しているんだそうです。

細部までこだわり抜かれた音源に込められた、並々ならぬ音楽作りへの情熱を感じていただければと思います。

いかがでしたか？

今回は東京事変【勝ち戦】についての歌詞を和訳し解説致しました。

今からでも遅くはありません。

自分の情熱を燃やしながら生き、自分の人生が【勝ち戦】だった！と思えるように生きてみませんか？

そこにはきっと、情熱を燃やしながら生きる様々な人達との出会いが待っていることでしょう。

最後に少しだけ、椎名林檎や東京事変にまつわるOTOKAKEの記事をご紹介致します。

記事内でもご紹介した椎名林檎の最新作『三毒史』、皆さんはもうチェックされましたか？

今作のアルバムの中でも、進化し続ける彼女の世界観が特に詰められたリードトラック『鳥と豚と蛇』。

楽曲と併せて、壮大な世界観を描いた映像について解説した記事もチェック必須です！

また、そんな椎名林檎が4人の凄腕プレイヤーと凌ぎを削っていた伝説のバンド、東京事変。

解散して数年経った現在でも、バンドのファンは着実に増えています。

いろいろ聞いてみたいけど、どのアルバムがいいのか分からない…という方もきっと多いことでしょう。

そんな方の為のアルバム厳選記事がこちら！

今からでも遅くはありません、ぜひ東京事変の残したたくさんの傑作に触れて頂ければと思います。