サビのワードも「終わらせないと」と「オワラセナイト」を交えて、楽曲で伝えたいメッセージをピンポイントでまとめているようです。
気になるのは「終電感情線外回りに間に合わないよ 」のフレーズで、環状線と感情線を掛けてユーモア性を出しています。
ここから連想するのは「思い立ったら吉日」に似たような、「新しい一歩を決意したならすぐに、今抱えているものを終わらせて次に進もう」といった気持ち。
決して急かしているわけではありませんが、「決意の気持ちは冷めやすいのですぐ行動に移すべき」と言ったメッセージを感じます。
2番歌い出し
終わらせないと
ほらねエンディングまでに待っといて
修正再修正ほら何度もなぞれさぁパーティーだ
ほら簡単な言葉を散々と吐いたら
おわりおわりおわりおわりおわり
純情感情線内回りで踊れさぁ
出典: http://lyrics.jetmute.com/viewlyrics.php?id=2800564
2番歌い出しも「終わらせないと」の一言からスタート。
歌詞も韻を踏んだ言葉を、テンポよく繋げているのが分かります。
ここから見えるのは「物事を終わりまで進めるのは、何度もやり直すこともあるけど終われば意外と簡単なことだと思える」と言った感じでしょうか。
一つのものを終わらせた時の、清々しくやり切った感情を「パーティ」と形容している様子もあります。
Cメロ
1 2 3 4 1 2 3 4 繰り返す朝と夜
1 2 3 4 1 2 3 4 繰り返す朝と夜
君がいるから僕がいて
僕がいるから君がいて
1 2 3 4 また繰り返す
出典: http://lyrics.jetmute.com/viewlyrics.php?id=2800564
Cメロでは淡々と繰り返す毎日を、数字で表現している様子。
「君がいるから僕がいて 僕がいるから君がいて」のフレーズは、何の変哲の無い関係性でもそれが大切なんだと言っているようにも感じます。
まとめ
フレデリックの『オワラセナイト』は小気味よいテンポの中に、彼らの定番であるポイントになる言葉を繰り返し歌って中毒性を出したナンバー。
繰り返すフレーズは脳に直接残るメッセージ性を感じ、何度も聴き入ってしまいます。
MVも他のアーティストにはない独創性が高く、楽曲と合わせることでアーティスティックな雰囲気も感じますね。
2014年にデビューしたフレデリックですが、強い個性が目を惹いてジワリと人気も出ています。
この機会に、ぜひ一度フレデリックの『オワラセナイト』を聴き入ってみてはいかがでしょうか。
無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!
今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね