「伝えたいこと」(阿部真央)の歌詞に込められた、伝えたい想いとは...？歌詞の意味を徹底解釈！

夢破れたり希望を失ってしまった時、人は自分のことばかりに一生懸命になって、親や周りの人などに辛く当たってしまうこともあるでしょう。

しかし周りの人の支えがあるから自分があるわけで、そのことにはきちんと感謝しなければいけません。

「自分のことでいっぱいになってしまっている時は、自分がまだ弱い」ことをきちんと理解すべき、ということを阿部真央は「伝えたい」のです。

これは親に向けて阿部真央自身が思っていることではないのかなと推察できます。

近い関係であればあるほど、その存在の貴重さが希薄になって、無礼な振る舞いになってしまうものです。

「親しき中にも礼儀あり」と言いますが、「普段お世話になっていることを忘れずに、照れくさくてもきちんと伝えよう」というメッセージが込められています。

人はつい、相手の自分の正直な気持ちを伝えるのが照れくさくて、「わかってるよね」とか「察して」なんて思って結局伝えることができずにいることもあると思います。

しかし、どんなに仲のいい関係の人とも、口にしなければ本心は伝わらないことも多いです。

きちんと伝えられないことがきっかけで意思の疎通が図れず、喧嘩になってしまうこともあります。

そんなことを起こさないためにも、阿部真央は「言いたいことはきちんと伝えることが大切」だと言っているのです。

阿部真央は等身大の歌詞を書くのが大きな魅力です。

「伝えたいこと」はタイトルからして非常にシンプルな内容ではありますが、きちんと「大切なこと」を聴く人に伝えています。

彼女の楽曲は激しい楽曲からしっとりとしたバラードまで幅広いですが、歌詞はどれも共感できるようなリアルなものとなっています。

ぜひいろいろな曲を聴き比べてみてください。