戦うアイドル:平手友梨奈
1stシングル「サイレントマジョリティー」で鮮烈デビュー
「乃木坂46新プロジェクト」の1期生としてメンバーオーディションが行われ、22人の少女たちが2万2509名の応募者の中から選ばれ「欅坂46」が誕生しました。
グループ結成からわずか2か月で冠番組「欅って、書けない?」が放送され、シングルの選抜メンバーやグループの公式発表なども行われました。
誰がセンターポジションを務めるのか、かなり注目も浴びたようですね。
そしてセンターに選ばれたのが欅坂46の最年少メンバー・平手友梨奈さんでした。その圧倒的なパフォーマンスと表現力にMVを見た多くの人が驚いたと思います。
グループ最年少の平手友梨奈
「最年少でセンターを務める」
この話題性だけで運営のゴリ押しで選ばれたのではないかといわれることがあるようですが、平手友梨奈さんがセンターを務めるのは「必然」だと思います。
まだまだ子供と思える14歳の時に「サイレントマジョリティー」のセンターを務めてから4作連続でセンターを守っているのはやはり圧倒的な存在感があるからなんですよね。
AKB48の前田敦子さんのようなどこか陰のある印象をもっている彼女は、曲に合わせて様々な表情を見せてくれます。
クールな表情が魅力的
欅坂46のMVを見てほかのアイドルの違いの一つに「笑わない」ということがあります。
欅坂46の楽曲はクールでメッセージ性の強いものが多いんです。1stシングル「サイレントマジョリティー」では、大人たちに振り回さるな!支配されるな!と戦う姿勢を見せます。
この楽曲を受けて欅坂46のメンバーが出した答えが「笑顔を封印すること」。誰からも好かれるアイドルというよりも、自分の意見をしっかり持って戦うアイドルを十分に表現しました。
そのなかでも真っ直ぐな強い瞳で髪を振り乱しながら踊る平手友梨奈さんは、中学生とは思えない魅力を放っています。
欅坂46のクールな曲が好きな人必見の「不協和音」
2017年4月5日にリリースされた4thシングル
「不協和音」も平手友梨奈さんがセンターを務めます。「不協和音」とは2つ以上の音を同時に出した時に不安定な感じを与える和音のことで普通に聞くとちょっと不快感を感じる音ですね。
1stシングル「サイレントマジョリティー」を彷彿させるような作品ですね。DVDがついているType-A・Type-B・Type-C・Type-DとCDのみの5種類が発売されました。
ハードで男性的なダンスにも注目!
デビュー当時にはダンス未経験者がほとんどだったという話を信じがたくなるほど激しく難しいダンスを踊っています。
アイドルらしくかわいく踊るなんて常識を壊していくダンスは、全身からあふれるパワーを感じられるほど力強く男性的でかっこいいですね。
「不協和音」の歌詞
僕はYes と言わない
首を縦に振らない
まわりの誰もが頷いたとしても
僕はYes と言わない
絶対 沈黙しない
最後の最後まで抵抗し続ける
出典: 不協和音/作詞:秋元康 作曲:バグベア