amazarashi「ラブソング」に出てくるストレルカとベルカとは？個性的な恋愛ソングの歌詞の意味！

未来への希望が持てない不安や孤独に悩む人もいます。愛するということは一体何なのか考え続けているのかもしれません。

しかし、世界にありふれている「愛」の中で生きていくために、まずはその愛を買わなくてはいけないと考えています。

自分もその愛を消費することできっと感覚がマヒしていくでしょう。「この先 生きてけない」とはそのような諦めをあらわしています。

「社会性不安」は社会性不安障害を指しているのでしょう。

特定の場面で強い不安に襲われる障害で、ここでは理解できない「愛」にさらされて怯えている自分を意味しているのだと思います。

そのような状況にあるので、生きることを繰り返す輪廻転生も恐れているのかもしれません。

人をお金で買う人とラブソングで涙する人は同じ世界に存在するのです。愛と平和を訴えるその裏では、お金がなくて無銭飲食で捕まる人もいます。

「自動小銃 生命保険」は命がお金に代えられることや簡単に奪われることをあらわしているのだと思います。

「物欲 ビデオゲームと人殺し」は物やよろこびに対する終わりのない欲望の例えでしょう。

そのすべてを恐れずに生きていくためには、「愛こそ全て」と思い込むことだと言っているのです。

「奪ってでも手に入れなきゃ」という歌詞は、今まで本当の愛について悩んでいた人の言葉とは思えませんよね。

人は疑わずに「愛」を消費し続けることで、簡単に価値観が変わってしまうこともあるという恐ろしさも描いているのでしょう。

この曲からは、「愛」や「ラブソング」を題材にした現代社会への皮肉が感じられます

amazarashiの『ラブソング』の世界観が味わえるPVを紹介します。

美しいアニメーションと物語を感じさせる内容が魅力的です。ショートムービーを観ているような気持ちになりますよ。

まだ、観たことがないという方はこの機会にぜひご覧ください。

今回は、amazarashiの『ラブソング』について紹介しました。

amazarashiならではのラブソングへの皮肉が込められた『ラブソング』は、歌詞の意味がとても深いです。

そのメッセージ性の強い歌詞が秋田ひろむの歌声とよく合っています。そして、とても考えさせられる曲ですよね。

amazarashiは2017年12月13日にアルバム『地方都市のメメント・モリ』をリリースしました。

この記事を読んで彼らに興味を持った方は、このアルバムもぜひチェックしてみてください。