HYというバンドの凄さを知って欲しい!
もしかしたら彼らが「沖縄出身」であることだけは知っている...
そんな方も多いかもしれません。
5人組で1人だけ女性、しかも彼女がとてつもない歌唱力を披露するから驚きです。
インディーズシーンを走り抜けているバンド
楽曲は沖縄の伝統的なフレーズやメロを融合させたPOPなものが多いのも特徴。
映画の主題歌や紅白にも出場する彼らですが、実はインディーズなのです。
最近はメジャーデビューにこだわらないアーティストも増えました。
縛りを嫌い、あくまで自分たちの好きなことをしたい!そんなところでしょうか。
インディーズシーンの苦労
しかしこの信念を貫くのはとても大変だといいます。
実際にHYはインディーズとはいえ、多くのスタッフがいた様です。
あれだけ売れているのですから当たり前ですよね。
しかし、自分たちの周りに大勢のスタッフがいることの幸せ...
この幸せの慣れに、彼らは段々と歌詞が書けなくなったのだとか。
HYの感動曲「涙」に注目!
さてたくさんあるHYの楽曲の中で、今回は「涙」を取り上げてみます。
この曲はまず歌詞を見てもらうと世界観が伝わりやすいでしょう。
元々HYは沖縄の歴史を歌詞にすることもありました。
沖縄の歴史を語る上で忘れてはいけないのが「戦争」だからです。
人々の記憶に強烈に残る「戦争の歴史」の曲を書いたこともあるHY。
そんな彼らが作ったのが「涙」なのです。
それでは涙は何をテーマにした歌なのでしょうか?
HYの「涙」は9.11テロ事件をテーマにしている!
実はこのHYの「涙」は、9.11同時多発テロ事件をテーマにしています。
あの事件で感じた平和への思いを綴ったのだとか。
9.11テロ事件は、誰もが衝撃を受けた事件でした。
その思いを歌にして人々に届けたHYが、注目されたのもわかります。
なぜ「涙」が作られたのかを知ってから、是非歌詞を知って欲しいのです。
HYの「涙」を実際に聞いてみよう!
このHYの涙を実際にライブで聞いたら、迫力がありそうです。
ボーカルは男性と女性とで交互なのが特徴です。
しかも重厚感のある声が、重いテーマをじっくり歌い上げます。
だからといって決して暗すぎるわけではないのもポイント。
このテーマであまりにどんよりすると、聞くのも辛いですよね。
「ああ、前を向いていこう」そんな気持ちになれる1曲です。