日本を代表するシンガーソングライター松任谷由実(ユーミン)のプロフィール


1972年に「返事はいらない」でデビューをして以降、現在までにオリジナルアルバム38枚をリリースしている松任谷由実

63歳という年齢にも関わらず、現役で日本の音楽シーンを引っ張り続けている存在です。

そんな彼女が作り出してきた曲はいつまでも経っても色あせることなく、今でも多くのアーティストがカバーをするなど、年代を問わず愛され続けています。

今回はそんな松任谷由実おすすめ人気曲をランキング形式でご紹介!歌詞を交えながら徹底解説していきたいと思います。 

第5位:卒業写真

1975年にリリースされたアルバムCOBALT HOUR』に収録。

卒業シーズンになると今でも必ず耳にする曲です。浜崎あゆみがカバーしたことで、若い世代でも知っているという方が多いかもしれませんね。

 

COBALT HOUR
荒井由実
EMIミュージック・ジャパン
販売価格 ¥2,110(2017年9月20日10時40分時点の価格)
売上げランキング: 9495

卒業写真の歌詞

悲しいことがあると開く皮の表紙 卒業写真のあの人はやさしい目をしてる
町でみかけたとき何も言えなかった 卒業写真の面影がそのままだったから
人ごみに流されて変わってゆく私を あなたはときどき遠くでしかって

出典: https://twitter.com/yuming1126/status/909604236308111360

都会での生活にも慣れてきたけど、私はいつの間に、こんなに変わってしまったんだろう。

そんなときに思い出すのは卒業写真にうつっているあの人のこと。 流されやすい私だけど、あなたは変わらないで。

写真を眺めて、思い出に浸った後はまた忙しい生活の中に戻っていく…そんな女性の姿が目に浮かびます。

しかし、思い出に浸っている女性からは「故郷には戻らない」という強い意志も感じることができます

仕事やプライベートに疲れてしまったとき、昔の思い出に浸って少しだけ休みたい…

そんなときにそっと心に寄り添ってくれる曲です。

第4位:春よ、来い

1994年にリリースされた26枚目のシングル

ピアノの旋律と切ない歌詞人気の『春よ、来い』は、今でも春になると必ずと言っていいほど耳にする曲で、春ソングの定番として愛され続けています。

Neue Musik
松任谷由実
EMIミュージック・ジャパン
販売価格 ¥3,630(2017年9月20日12時11分時点の価格)
売上げランキング: 1142

春よ、来いの歌詞

淡き光立つ 俄雨 いとし面影の沈丁花 溢るる涙の蕾から ひとつ ひとつ香り始める
それは それは 空を越えて やがて やがて 迎えに来る
春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに 愛をくれし君の なつかしき声がする

出典: https://twitter.com/yuming1126/status/909770423234994176

俄雨や沈丁花、蕾という言葉から冬から春に移り変わる頃の季節を感じます

涙を蕾に例え、その涙が溢れ出た時に、花のように香る…。まるで、小説を読んでいるかのようですね。

夢よ 浅き夢よ 私はここにいます
君を想いながら ひとり歩いています
流るる雨のごとく 流るる花のごとく

出典: https://twitter.com/bot70067593/status/908365795993907200

『春よ、来い』で歌われている女性は、 どうやら昔の恋人を思い出しているようです。

春はもうすぐ来るけど、あなたはもういない。まだあなたのことを忘れられたわけではないけれど、それでも私は歩いていかなければならない。

そんな女性の心情を歌った曲なのでしょうか。

春は出会いの季節でもあり、別れの季節でもあります。この女性は、涙を流しながらも思い出と決別して、新しい自分の人生を歩き出そうとしているのかもしれません。

新しい一歩を踏み出したい、そんなときに勇気をくれる曲となっています。 

第3位:ルージュの伝言

1975年にリリースされた5枚目のシングル

スタジオジブリの映画『魔女の宅急便』のオープニングテーマに起用されたことで、アニメソングとしても人気が高い曲です。