chayについて

「12月の雨」荒井由実の名曲をカヴァーしたchayとは?!ドラマ『校閲ガール』OPの歌詞を徹底解釈♪の画像

まず、「12月の雨」をカバーしたchayが、どのようなアーティストかについてご説明します。

シンガーソングライターでモデル

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chay(チャイ)は1990年10月23日生まれの、日本の女性シンガーソングライターです。

157cmと小柄ですが、そのキュートなルックスを生かして「CanCam」の専属モデルも務めています。

幼い頃から歌手を目指していて、小学校の頃からピアノで作曲を行っていたそうです。大学生からギターをはじめ路上ライブなどを行うなど、本格的に音楽活動を開始します。

キャロル・キングやアヴリル・ラヴィーンなど幅広いジャンルのカバーを行っていたという話からも、彼女の音楽性の高さが伺えます。

2012年10月発売のシングル「はじめての気持ち」でメジャーデビューを果たします。この曲は、ロッテのガーナミルクチョコレートのCMソングとして使われました。

TVドラマ「校閲ガール」のオープニングテーマchayの荒井由美のカバー曲である「12月の雨」が使われたことで、今注目を集めています。

これからの活動が見逃せない、要注目の女性シンガーソングライターがchayなのです。

テラスハウスに出演して話題に

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2013年10月から2014年3月までフジテレビの「テラスハウス」に出演したことで、「まいまい」ことchayは話題を集めました。

実はテラスハウスに出演したのも、自分の歌を聴いてもらうためだったそうです。

彼女は、メジャーデビューしたものの次のリリースがなかなか決まらない状態だったため、何かをしなくてはと考えて「テラスハウス」のオーディションに応募しました。

「空気が読めない」「嫌い」などのネガティブな反応も多かったですが、それだけ注目を集めたということでもあります。

実際、テラスハウスに出演していた当初は、「壁を作っていた」そうです。

しかし、「テラスハウス」に出演したことで、自分をさらけだせるようになったと彼女は語ります。それにより、今まで以上の音楽性を身につけることができたようです。

「12月の雨」とは

「12月の雨」荒井由実の名曲をカヴァーしたchayとは?!ドラマ『校閲ガール』OPの歌詞を徹底解釈♪の画像

chayがカバーした「12月の雨」は松任谷由実の曲です。この曲は、1974年10月に4thシングルとして発売されました。2ndアルバム「MISSLIM」にも収録されています。

当時は、松任谷正隆と結婚前なので、旧姓の荒井由美なのです。

バックコーラスにシュガーベイブの山下達郎と大貫妙子が参加しているという豪華な面子です。今考えると、すごすぎるバックコーラスですよね。

chayのカバーももちろん最高ですが、原曲もとても良いのでぜひ聴いてみてください。

歌詞の内容を解説

「12月の雨」荒井由実の名曲をカヴァーしたchayとは?!ドラマ『校閲ガール』OPの歌詞を徹底解釈♪の画像

chayや「12月の雨」がどのような曲かおわかりいただけましたでしょうか。次に、気になる歌詞の内容について、解説していきたいと思います。

冬の日の朝にあなたを思い出す

雨音に気づいて遅く起きた朝は
まだベッドの中で半分眠りたい
ストーブをつけたらくもったガラス窓
手のひらでこするとぼんやり冬景色

今にもあなたが白い息をはき
通りをわたってこの部屋に来る気がして

出典: https://twitter.com/yuming1126/status/919328234298228737

ポツポツという雨の音で目を覚まします。冬の寒い日には布団の中から出るのがつらいですよね。

ストーブをつけて窓をこすると、雨が雪に変わっていることに気がつきます。

窓から外を眺めていると、今にもあなたが来るのではないかと考えてしまいました。この「あなた」とは恋人のことだと思います。

昔、そのような光景を見たことを、思い出したのではないでしょうか。私に会いに来てくれるのではないか、と期待してしまったのです。