「TK from 凛として時雨」の最新作「katharsis」

TK from 凛として時雨【katharsis】歌詞を解説!東京喰種最終章のOPを盛り上げる!の画像

凛として時雨」のボーカル/ギター・北嶋徹のソロプロジェクトTK from 凛として時雨

凛として時雨」といえば、誰にも真似できない独創的なサウンドで人気を博している3ピースバンドです。

その個性をも凌駕するのが「TK from 凛として時雨」。

3名で固める思考や独創的な音楽のさらなる上を行く、唯一無二の世界観でリスナーを魅了し続けています。

ニューシングル「katharsis」リリース

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2018年11月21日に待望のニューシングル「katharsis(カタルシス)」がリリースされます。

既にフルサイズ先行配信とTVサイズの配信が開始され、ティザー映像も視聴可能です。

「katharsis」ティザー映像

TK from 凛として時雨」らしい激しさの中に、バイオリンの音色が漂う「katharsis」。

熱量と静けさ、落ち着きを同居させる才能は、TKだけに許されたもののように感じます。

フルサイズのMVが待ち遠しいですね。

アニメ「東京喰種:re」のOPに起用

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「katharsis」は、2018年10月9日に放送開始となった「東京喰種:re」のオープニング曲です。

全4期に渡る「東京喰種」の最終章となる「東京喰種:re 第2期」のために書き下ろされたのだとか。

実は、「東京喰種 第1期」のオープニング曲に「unravel」を提供している「TK from 凛として時雨」。

「東京喰種」という類まれなアニメ作品の始まりと終わりを告げるのが、「TK from 凛として時雨」の楽曲ということですね。

「katharsis」の歌詞を紐解く!

時には繊細に、時には悲痛な叫びのように歌う「TK from 凛として時雨」。

その静と動に揺られる歌詞にはどのような意味が込められているのでしょうか。

アニメのために書き下ろされた「katharsis」。「東京喰種」のストーリーとの関係性は?

「katharsis」の歌詞に広がる世界をぜひ体感してください。

罪の意識に塗り固められた現実

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東京喰種のストーリーをご存知の方は、冒頭の歌詞だけでピンと来るはずです。

「katharsis」の歌詞は主人公・佐々木琲世(ささきはいせ)、もしくは金木研(かねきけん)の心境を投影しています。

人を喰らうことでしか生きられない「喰種」。

彼らの痛々しく切ない感情が歌詞に投影されているようです。

現実は変えられない

例えば目が覚めて「すべては幻だ」って
奇跡めいた妄想を叶えて欲しいんだ
僕が描いた罪で結末を満たさないで

出典: katharsis/作詞:TK 作曲:TK

今まで生きてきた、見てきた現実が幻想であって欲しい。

この曲の主人公「僕」はそう願っています。

しかし「奇跡」でも起きなければ現実は覆らない、と理解しているのでしょう。

彼が忘れたい現実は、絶対に忘れられない現実であり、それが彼を苦しめています。

なぜ苦しんでいるのか。彼がいくつもの罪を犯しているからです。

アニメで言えば、人を喰らうこと。誰かの命と引き換えに、自分の命を守ること。

これが彼にとっての最大の罪なのではないでしょうか。

もしもこの現実がどこかで終わりを迎えるのであれば、罪を犯さずに終わらせたい

変えられない過去を嘆き、これからの未来を憂う感情が表れています。