君が安らかな夢の中
眠り続けられますように
あんな姿じゃいられない
子供みたいなまま 遊び疲れて
それじゃまた明日

出典: ゆめうつつ/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

夢の中は安全なので、心安らかに過ごすことができます。

ここでは不安を忘れ、ゆっくり眠っていて欲しいという願いが込められているのでしょう。

現実では心がどんどん傷ついてその傷が広がっているのかもしれません。

いつもそのままの傷ついた状態でいることはできないのです。

夢の中では子供の頃のように無邪気に遊んで疲れたらひらすら寝ます。

そして夢の中で楽しんだら再び現実に戻るのでしょう。

「ゆめうつつ」の歌詞は、避けられない暗闇と向き合う為の現実逃避をしているように感じられました。

まとめ

米津玄師【ゆめうつつ】歌詞の意味を考察!あんな人とは誰のこと?羊が象徴するものと物語の裏を読み解くの画像

今回は米津玄師の「ゆめうつつ」の歌詞を解説してきました。

現代人が抱えている心の闇が全体を通して見事に表現されている楽曲です。

メディアを通して救いようのない世界を私たちは当たり前のように毎日目にしています。

米津玄師自身も2020年から流行しているコロナによって音楽活動の制限という経験をしました。

そんな中で米津玄師は声を上げることができない迷える羊に対して、希望が広がる祈りのような曲を捧げています。

残酷な現実社会と優しい夢の中の反復は人々に希望を与えます。

子守歌のような「ゆめうつつ」を聴くことで人生に安らぎがもたらされるのではないでしょうか。

ニュース番組の書き下ろし楽曲にふさわしい言葉が並べられた歌詞になっていました。

米津玄師の楽曲には多くの人々の心を掴むメッセージが込められています。

世界的大ヒットとなった「Lemon」もその1つといえるでしょう。

耳に残るメロディーと切ないながらも訴えかけてくる歌詞は国民の心を揺さぶりました。

こちらの記事では歌詞の意味を考察しています。

是非ご覧になってみてください。

2018年、米津玄師さんの最初のシングルとなった「Lemon」。ドラマ『アンナチュラル』の主題歌となっているこの楽曲について、歌詞やMVを交えて多面的に徹底解釈していきます!

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