一緒に行ける!

「tiny lamp/fhána」がアニメ『ぎんぎつね』のOPを気持ちよく彩る♪歌詞とMVを解説の画像

胸に灯すよ 心の中のランプ
今宝の地図を辿り
私の背中そっと押すんだよ
Ah「僕はずっと一緒だよ」

差し伸べた手ほら 繋いだら君に言おう
言葉は「君がついているのなら…」
この手を離さないで

「あの時泣いた横顔には
不安とともに期待が宿ってたね」

出典: tiny lamp/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一

心の中の自分と手をつないだ時に言うコトバが変化しています

最初は「信じたい」という、すがるような想いでした。

ところが、ここでは「一緒に行けるよ」みたいになっています。

もう決断して、やってやると決めたんでしょう

そういう気持ちの変化がつづられています。

セリフのような言い回し部分は決断に対する味付けみたいなものです。

「そういえば、あの時はそうだったよね。ワッハッハ」的な。

多分、小さかったころに、そのやる気を引き出す何かがあったんでしょう。

ひくひく泣きながら「私だってやってやるんだ」「やれるんだ」みたいに思ったときのことです。

キミを連れて

「tiny lamp/fhána」がアニメ『ぎんぎつね』のOPを気持ちよく彩る♪歌詞とMVを解説の画像

いつも君がほら見つけてくれた
答え指し示す地図描いてくれた
だからこの次は私の方が君を連れて
どこまでも

胸に灯そう 心の中のランプ
今隠れてた絆照らし
私にそっと囁きかけるよ
Ah「僕はいつもここだよ」

差し伸べた手ほら 繋いだら君に言おう
言葉は「君を信じているから…」
この手を離さないでいて

出典: tiny lamp/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一

もうキミのやる気に迷いはありません。

昔の自分の気持ちを連れっていってあげるぐらいですから。

アニメでいうとこれまで銀太郎に守られてきた少女が、今度は銀太郎を引っ張っていこうとしている感じです。

そもそも銀太郎はほかのひとには見えない神様の使いです。

主人公の少女を陰で支えているんですが、それを心の中のランプ。

目に見えないけれど、大切なもの。

やる気みたいなものに例えているのが絶妙です。

しかもメラメラした炎じゃなくて、ちゃんとしまっておけるランプにしています。

それが、この歌全体の柔らかさ。

fhánaが描こうとしているピュアな世界観にもつながっています

2ndシングル「tiny lamp」は全5曲を収録

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fhána2ndシングル「tiny lamp」は全5曲を収録

カップリング曲「はじまりのサヨウナラ」や、fu_mouによる「tiny lamp」のリミックスなどが収録されています。

fhánaの3rdシングルから5thシングルもチェックしてみよう!

「tiny lamp/fhána」がアニメ『ぎんぎつね』のOPを気持ちよく彩る♪歌詞とMVを解説の画像

fhánaはこの「tiny lamp」以降も次々とアニメのテーマソングを手掛けながら、進化した楽曲を発表しています。

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