世界が変わった後に見えるものは…?!

君は九月の朝に吹き荒れた通り雨 叩きつけられて
虹を見たんだ そこで世界は変わった
そうだ理論や知識にもとづいたものじゃなくても
信じた音を奏でよう ホラ ホラ ホラ
間違ってなんかない ホラ ホラ ホラ
きっと正解もない これが僕らの音

出典: 僕らの音/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿

そして、最後には1番出てきた虹の歌詞に続いて、自分を信じることを歌っていきます。

どれだけ知識や教養を養っても、君の心のように分からないことは世の中にはたくさんあります。

それならばいっそ自分の言葉を信じて、それをしっかりと届けていこうと決意している姿が描かれています。

とってつけた言葉なんかではなく、不器用でもその方がよっぽど相手には伝わるのではないでしょうか。

その言葉には正解も間違いもなく、自分にしかない想いがこもるはずです。

このように考えると、世界が変わった後に見えるものは自分自身の本心かもしれません。

全体を通して、ほんの少しのきっかけで世界は変わり、自分を信じることができるはずだということを伝えている歌詞になっているのではないでしょうか。

それでは、次に「僕らの音」が収録されたアルバムについても触れていきましょう。

アルバム「I ♥ U」に収録!

シングルには収録なし!

【僕らの音/Mr.Children】世界が変わった後に見えるものは…?!歌詞の意味&アルバム情報もの画像

実は、「僕らの音」はシングル作品への収録はされていません

アルバムにのみ収録された楽曲であり、コアな楽曲と言えばコアかもしれませんね。

そんな「僕らの音」が収録されたのは、2005年9月21日にリリースされた12枚目のアルバムである「I ♥ U」です。

このアルバムの4曲目に収録されています。

ちなみに、冒頭で紹介した「and I love you」も「僕らの音」に続くように5曲目に収録されています。

前作から長いスパンをもって制作されたこのアルバムは、名曲「Sign」も収録された名盤として名高い1枚です。

そんなファン待望の1枚となったこのアルバムは、オリコン週間チャートで首位、月間チャートでも2位を獲得し、その人気の高さとファンがどれだけ待ちわびていたのかを象徴する結果を残しています。

そして、もう1枚「僕らの音」が収録されたアルバムが存在します。

ベストアルバム「Mr.Children 2005-2010 <macro>」にも収録!

2枚同時発売!

【僕らの音/Mr.Children】世界が変わった後に見えるものは…?!歌詞の意味&アルバム情報もの画像

それは、2012年5月10日にリリースされた5作目のベストアルバムである「Mr.Children 2001-2005 <macro>」です。

「僕らの音」は、このアルバムの2曲目に収録されています。

また、このベストアルバムのリリースは「Mr.Children 2001-2005 <micro>」と2作品同時リリースとして話題になりました。

1992年のメジャーデビューから満20年を記念してリリースされたこのアルバムは、その盛り沢山な収録内容はもちろんのこと各チャートを総なめにする記録的なヒットを残しています。

オリコン週間・月間・上半期・年間チャートで首位を獲得し、20年経っても色褪せない彼らの音楽、そして、注目度の高さを世間に知らしめた1枚と言っても過言ではないでしょう。

このように20年を越えても音楽に対して勤勉・誠実であり、成長を続けていることが窺える1枚であり、その活動スタイルや結果が日本の音楽業界での彼らの地位をより確固たるものにしました。

そんな大切な意味を持ったベストアルバムに収録された「僕らの音」。

それだけ彼らにとって重要な1曲であり、ファンに愛されている1曲であることがよく分かります。

それでは、次に「僕らの音」に関する映像作品を紹介します。

映像が観たいあなたには!

映像作品「Mr.Children / Split The Difference」に収録!

【僕らの音/Mr.Children】世界が変わった後に見えるものは…?!歌詞の意味&アルバム情報もの画像

「まったく新しい発想の"LIVE"(=今)」

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Mr.Children_/_Split_The_Difference

という印象的で革新的なキャッチコピー。

これこそ結成20周年を迎えた彼らの新しい挑戦でした。

そんな新しい挑戦としてまだ記憶に新しいのが2010年9月4日に公開された彼らのドキュメンタリー映画Mr.Children / Split The Difference」です。

そして、この映画同年11月10日にDVD化されてリリースされました。

実は、彼らにとってドキュメンタリー映画の公開は初めてではなく、ここから約15年前に一度行なわれています。

15年の時を経て、さらに磨きのかかった彼らの演奏、そして、素顔がスクリーンを通して観れることや期間限定上映だったこともあり、爆発的なヒット作となりました。

また、映像作品も案の定、オリコン週間チャートで首位を記録しています。

気になるその内容は、ファンクラブの会員や関係者に向けたプレミアムライブなどを収録したものになっており、いつもと雰囲気の違う特別感のある映像を楽しむことができます。

さらに、DVD化にあたり、未公開映像や映画とは違った収録内容のCDが付属するなど様々な特典が用意されました。

そのDVDの特典映像の4曲目に「僕らの音」は収録されています。

 

この楽曲としては、スタジオライブの様子が収録されており、ギターを担当する田原健一やギターボーカルの桜井和寿がミスをするシーンまでそのまま映像に収められています

なかなかミスをするシーンは見られないので、とても貴重な映像ではないでしょうか。

ちなみに、この映像作品の中で特に筆者が好きな1曲はこちらです。

歌詞がビシビシと心に届いてくる1曲で、他記事で解釈などもしてますのでぜひチェックしてみてください!

「横断歩道を渡る人たち」は、2008年にリリースされたMr.Childrenの32枚目のシングル「GIFT」の2曲目に収録された楽曲です。「横断歩道」にフォーカスした日常の風景を、独自の切り口で紡いだ作品であり、アルバム未収録の幻の名曲として有名です。今回はそんな「横断歩道を渡る人たち」を紹介していきます。