コブクロの楽曲「ダイヤモンド」について

ではまず初めに、今回紹介するコブクロ楽曲である「ダイヤモンド」について紹介していきます。

「ダイヤモンド」は、2013年7月4日にリリースされたコブクロの中でも23枚目のシングルとなる「One Song From Two Hearts/ダイヤモンド」に収録された曲です。

また、この曲は第95回全国高校野球選手権大会中継テーマソングや2013ABC夏の高校野球応援ソング、そして熱闘甲子園のテーマ曲として起用されたとても人気の曲となっています。

「ダイヤモンド」の歌詞を読み解く

コブクロ「ダイヤモンド」が高校野球・甲子園ソングに!歌詞詳細とは?の画像

それでは、ここからは「ダイヤモンド」の歌詞を読み解いていきましょう。

実際に高校野球の応援ソングとして人気のこの曲ですが、どのような歌詞になっているのでしょうか。

過去を振り返っても仕方がない

何度でも 何度でも やり直せる事ばかりじゃない
もう二度と ここには戻れないんだと
今を胸に吸い込む

出典: ダイヤモンド/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

ではまず初めに、こちらの歌詞に注目しましょう。

この歌詞では、“何でもやり直せることはないんだよ。ここへはもう二度と戻れないんだ。だから振り返らずに前を進もう”といった意味の歌詞になっていることがわかります。

この歌詞を高校野球のシーンで考えると、“勝っても負けてもこの瞬間にはもう二度と戻ることができない。だから後悔をせず、振り返らず前を進んでいこう”といったことを描写しているように見えます。

君は一人じゃないんだよ

コブクロ「ダイヤモンド」が高校野球・甲子園ソングに!歌詞詳細とは?の画像

そして、次に注目したいのがこちらの歌詞です。

さぁ行こう 今日までを 一瞬に刻む場所に着いた
どんな日も 心が 諦める事を許さなかった
立ち上がれなかった日は その手が
教えてくれたよ 一人じゃないって

出典: ダイヤモンド/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

ここの部分の歌詞では、“君は一人じゃないんだ”と背中を押してくれるようなメッセージが歌詞として表現されていることがわかります。

つまりこの部分の歌詞の意味としては、“ここまで君が努力してきた証というのが、今この場所にある。ここで今日までの努力を形に残そう”という意味になることがわかります。

君はダイヤモンドのように輝いている

そして、こちらの歌詞にも注目していきましょう。

涙を拭った 袖口 隠しながら
夢だけ信じて 輝く ダイヤモンド
魂 削りながら 刻んだその傷跡 光を呼ぶ

出典: ダイヤモンド/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

ここの部分の歌詞を高校野球のシーンで表現すると、試合が終わった時の気持ちを表現しているように見えます。

つまり歌詞としては、“ここまで君が夢を信じて努力してきた証というのが、まるで輝くダイヤモンドのようだ”といった意味になることがわかりますね。

高校球児を連想させるフレーズにも注目

そして「ダイヤモンド」の歌詞の一部では、まるで高校球児を連想させるかのようなフレーズもあります。

それがこちらです。

転がる無数の石ころのように 集まった僕等
似た様な顔した石ころはどれも どうしようもない程

出典: ダイヤモンド/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎