自分を楽しませるのは自分自身
近頃いつ僕は僕のことを 驚かせてやってあげたかな
逃げられてしまう前に早いとこ 一生お前についていくって言わせてやる
出典: 会心の一撃/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
刺激や驚きのない日々。それは、自分が選んだ結果です。
自分で自分に愛想を尽かしてしまいそうな現状の中で、自分を楽しませないと、と焦る主人公の気持ちがうかがえます。
自分を楽しませてあげる選択は、自分自身にしかできません。
自分で自分予測変換 説明書などなしで充分だって
じゃあどこのページに書いてあった?
その「しょうがないだろう だってしょうがないだろう」
出典: 会心の一撃/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
大人に近づいていくにつれて、「しょうがない」という言葉を使うことも増えていきます。
自分のことを分かったような気になって限界を決めてしまう。そんな何気なくやってしまう行動にはっとさせられる歌詞です。
2つの世界を見比べて
圧倒的で感動的な 無敵的超えて完璧な
創造的で本能的な 前人未到的な 世界 VS
退廃的で暴力的 悲劇的超えて残酷な
差別的ゆえに反逆的な世界 世界
圧倒的で感動的な 理想的超えて完璧な
創造的で本能的な 奇跡的超えて幸福な
退廃的で暴力的で 悲劇的超えて残酷な
独善的で享楽的な 完膚なきまでに壮絶な
世界 世界 世界 世界 世界 世界
出典: 会心の一撃/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
対比して描かれる「心のままに進んだ世界」と「しょうがない選択の先の世界」。
後半の世界は「退廃的」「悲劇的」「独善的」など、極端に過激でネガティブな表現でバッドエンドの世界として描かれます。そんな表現には半ばジョーク・皮肉としての意味合いもあるのでしょう。
前半のサビで「未来」という言葉を使っていたのが、ここでは「世界」に変わっています。
未来を選ぶということは、自分が生きる先の世界そのものを選ぶということでもあります。。
圧倒的で感動的な 理想的超えて完璧な
運命的で冒険的な 時に叙情的な未来 ×2×2
創造的で本能的 芸術的超えて幸福な
延長22回 二死 満塁 3点ビハインド 不敵な笑み
4番 目隠しスウィング 初球 逆転満塁弾な未来 未来
出典: 会心の一撃/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
野球に例えて表現されるラストでは、「延長22回」というワードが「22歳」という一般的な大学卒業ギリギリの時期を連想させます。
そこでどんな選択をするかが、未来を選ぶラストチャンスになってきます。
「目隠しスウィング」は、先を考えない無鉄砲な選択を表しているのではないでしょうか。
そんな無謀なチャレンジが、意外にも逆転満塁弾な未来をつかむことになるかもしれません。
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5位 有心論
4位 ふたりごと
第4位は、RADWIMPSが一躍有名になるきかっけとなったヒット曲「ふたりごと」です。
大切な「君」と出会えた奇跡を歌うこの曲は、RADWIMPSの作品の中でも屈指のラブソングとして人気を博しています。
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