10% roll, 10% romance/UNISON SQUARE GARDEN歌詞を徹底解釈！

「10% roll, 10% romance」（テンパーセント・ロール、テンパーセント・ロマンス）は、2017年8月9日にリリースされたUNISON SQUARE GARDENの11枚目のシングルです。

テレビアニメ『ボールルームへようこそ』オープニング曲として書き下ろされた楽曲です。

以前のインタビューで、OPの映像が合わさることを考えると、実写でぎりぎり表現できないぐらいのテンポにしたかったというようなことを作詞作曲をしたベース担当の田淵さんは語っていました。

MVでは競技ダンスのダンスフロアのように、暗い中スポットライトがメンバーたちに当たっており、演奏する姿が引き立って見えますね。

ダンスのようにステップを踏む靴の演出も印象的ですが、爽快という言葉がぴったりのダンサブルなナンバーで、このMVを見るとさらに演奏してみたいと思う人も多いのではないでしょうか。

ギターコードが無料で見られるサイトを掲載しておくので、よかったら見てみてください。

速い曲なので、練習するときはBPMを落として始めるといいかもしれませんね。

「10% roll, 10% romance」の歌詞に込められた意味とは...？

フル歌詞の中から、気になる歌詞をピックアップして解釈します。

「yes, 1secでコンタクト 2sec そして check my toe 3sec お手をどうぞ、right?」という歌詞は1秒でアイコンタクト、2秒でつま先のポジションをチェックして、3秒で手を取ってスタートと、すぐに踊り出す社交ダンスのスタートを表現したような歌詞です。

主題歌として起用された競技ダンスをテーマにした、『ボールルームへようこそ』にぴったりの歌詞ですね。

「カチコチと歯車が回りだす けど乗せた片足だけ進んでく」という歌詞は、アニメの主人公の男子中学生富士田多々良が、無気力に日々を過ごしていた日々から、社交ダンスと出会って急激に変わっていく様子を描いているのでしょう。

「どうやって呼吸をしてるのかわからないまま」夢中で励むうちに目まぐるしく自分も、自分の周りの環境も変化していくそんな様子がわかります。

「肝心要のハートが歌わない」という歌詞は、心のスイッチが入らない様子が歌われています。

しかし、誰かが夢を追いかけたステップを同じように踏みたがるように「日和見主義楽譜」を求めるのでは、自分だけの心躍るような夢は見つけられず、そういうときは空気を読まずに、自分の信じた方へ進めと言っているのです。