どのくらい好きになれば終わりなのだろう、こんなにも彼女に溺れる自分は異常なのかな?そんな風に、ついつい不安になってしまう片想い

もうバランスなんてわからないから、勝手な尺度で溺れてしまおう。そんな恋、そうそう出会うもんじゃないですよね。

やりすぎた寒さに慣れるように いつのまにか好きになった
どうにもなりゃしない どうにも悲しくなる予感しかしない でも、春が来るまで

出典: https://www.uta-net.com/song/240575/

冬の始まりには上手く喋れないくらいに身に凍みた寒さにも冬が深まれば次第に慣れていくように、彼女のことを好きな自分に慣れていきました。

でも、彼女には別の相手がいて(あるいは自分には別の相手がいて)、恋の結末には悲しみが待っているのはもうわかっているけれど、寒さがいつの間にか過ぎるようにこの思いが冷めるまで、彼女を好きでいるしかないのです。

遠回りをしてるうち 時間だけ 刻む冬 君の数歩を大股で 追いかける
心模様のコントラスト 変わらない 変わらないけど 90の合図 ベルが鳴った

出典: https://www.uta-net.com/song/240575/

だからと言って想いを告げられるはずもなく、時間だけが過ぎてゆく恋の季節。

彼女への想いは一向に枯れる気配もないけれど、タイムリミットは迫っていました。

今日まで一瞬だって別の娘と 思いもしなかった
そんな寒い季節の事なんて 忘れないだろう

出典: https://www.uta-net.com/song/240575/

その日が来るまで、彼女以外の女のひとに目が行くことなんて想像もしていなかったのです。

だって、冬の寒さが強烈なように、彼女への想いをまた消しようのないくらい強いものだったから。

もうすぐ もうすぐ もうすぐもうそこに 君がいない飾りつけた部屋が
当たり前に寒くなくてさ もうすぐ もうすぐ もうすぐもうそこに
100を打つ さよならのベルが 当たり前に春を待ってる

出典: https://www.uta-net.com/song/240575/

だけど、気付けば冬は終わり、春がもうすぐそこまで来ていたのです。

当たり前に好きだったのに、当たり前に好きじゃなくなっていたのです。

冬夜の魔法が解けるまで あなたを奪いたい
冬夜の魔法で溶けるくらい あなたに恋したい

出典: https://www.uta-net.com/song/240575/

冬の夜に恋をした相手は、冬の間に消えていくのです。

恋の儚さを描くこのナンバー、想像と違う角度から聞く人の心を射抜きますね。

終わりに

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いかがでしたか?

単純な恋の歌では終わらない棘を隠した今回のナンバー。決してきれいなだけではまとめないこのセンスこそ、色々あっても支持を失わない彼の強みかもしれません。

ではまた次回!

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