猛々しい歌詞
鬼も蛇も出る浮世の川を
命からがら度胸で渡る
浮いて沈んで汚れても
泥に咲く花睡蓮の
ああ睡蓮の
純な心は忘れまい
出典: 男の絶唱/作詞:原文彦 作曲:宮下健治
男の道はイバラの道……そんな世界観が一気に広がります。まるで講談や浪曲のようなイメージがあります。
かつて一世を風靡した演歌歌手・村田英雄や北島三郎に肩を並べるような力強さを感じる歌詞です。
苦労の「く」の時とは!?
苦労"く"の字で 眠る夜は あゝ眠る夜は 遠い故郷が近くなる
出典: 男の絶唱/作詞:原文彦 作曲:宮下健治
比喩的な例えとして「苦労のくの字」という言葉が使われていますが、一体どんな苦労なのでしょう。想像するに心を切り裂かれそうなほどの苦労ではないかと……。
好きになった女の子と一緒になることを夢見ながら、くの字を抱いて寝る。男度が高すぎます!
普遍的な男の強さ
いかに時代が移ってゆけど
見失うかよこころの灯り
雪の如月 風弥生
越えて卯月の酒酌めば
ああ酒酌めば
夢は千里を駆け巡る
出典: 男の絶唱/作詞:原文彦 作曲:宮下健治
背中から男の哀愁がにじみ出てくるようです。もう、かつての氷川きよしではありません。
日本の歌謡界、演歌界を背負った男の強さを感じます。
もちろん、作詞した原文彦はそんな氷川きよしのイメージから作り上げたと思われますが、まさに今の氷川きよしを表した歌詞ではないでしょうか。
猛々しい「男の絶唱」MV
ついこの前まではヒョロっとしたお兄ちゃん感が抜けなかった氷川きよし。ここ数年、男度を増しファンを一層魅了しています。
「男の絶唱」はタイトルからして力強さを感じさせます。MVもしかり、紋付き袴姿の氷川きよしの凜々しさが目を引きます。
演歌を歌う男性歌手は、やっぱり着物姿が一番!日本の伝統美ここにあり!ですね。
「ドラゴンボール超」の主題歌までも手がける氷川きよし
2017年12月現在放送中、フジテレビ系大人気アニメ「ドラゴンボール超」の主題歌「限界突破×サバイバー」を歌う氷川きよし。
演歌と違って超ダンサブル、ポップなサウンドを華麗に歌い上げています。歌声だけ聞くと、まるでビジュアル系ロックバンドのボーカルが歌っているようです。
2018年も飛躍する氷川きよし
2018年も氷川きよしの活躍は衰えることがありません。
1月30日にはシングル32枚目となる「勝負の花道」がリリースされます。タイトルからして「男の絶唱」に続く、男度の高い楽曲のようです。
40代になった氷川きよしの魅力満載!演歌の王道を歩み続けている氷川きよしに今後も注目したいですね。
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