B'zのシングル「ZERO」のオリコン検索♪歌詞の意味を考えてみた

渋滞の中で、どれほど苦労してここまで生活してきたのか知らないくせに、「お前は変わった」なんて言われて腹が立ったこと、イライラして思いやりがなかったことなどいろんなことを思い返していますね。

そして、家に帰って冷蔵庫を開けます。

「空っぽの冷蔵庫」ということは、食材を入れる手間も暇も人もいないということ。一人暮らしで、ほとんど眠りに帰るだけの部屋だということがわかります。

そして、眠る以外の時間は仕事に追われて、追い立てられて暮らしていることもわかりますね。

「喉が渇く」というのは、そんな生活で心が満たされていないことを表現しています。

そしてサビは、溜まりに溜まったストレスが爆発しているのでしょう。

今本能で感じていることをぶちまけています。

「君にあいたい」「眠りたい」「流れよう（抵抗することを辞めよう）」。

そして、全てをリセットさせる「ゼロ」になりたいと叫んでいます。

この歌詞の前にラップが入るのですが、その歌詞は、絶望的な状況が可笑しくてたまらないという雰囲気があります。「辛すぎて笑いしか出てこない」「悲しみを通り過ぎて笑えてくる」といった感じでしょうか。

そして、理性を取り戻し、ヘンになりそうな自分を助けてほしいと歌います。

ギラギラした街のネオンで、星すら見えない夜。

君だけが僕を救える人間だと語っています。

そして、サビが繰り返されます。

この荒んだ現状への解決策など語られていません。どちらかと言えば現実逃避、とにかく逃げたい。すべてをリセットにしたいというやけくそのような感情が伝わってきます。

自分のうっ憤を晴らすような激しい楽曲はまさにロックですね。

動画では、歌っているけれど歌詞に載っていないのがこのラップパート。

ライブではみんなで一斉に歌うこともあるので、ぜひ練習してみてくださいね。

いかがでしたか？

B'zの楽曲の中で「ZERO」はライブで一番披露されているのではないでしょうか。

それだけ2人にとって大事な曲だということが分かりますし、ライブという一種のストレス発散場所では、何も考えずに盛り上がれる楽曲ですね。

イライラが募ってどうしようもない時には、この曲を聴きながら大声で歌ってみてください。すっきりとした気分になりますよ！