人はなぜあえて修羅の道に進もうというのか、復讐の為なのか?

「棘の道」と表現して、闘いに身を投じる者たちを、ロックなリズムで表現しています。

『北斗の拳』主人公のケンシロウが、荒廃した世界にて愛する人を探す旅に出ます。

荒廃した世界でようやく見つけた、安寧の地を捨てででも闘いに身を投じます。

ケンシロウの胸につけられた、星座を模した7つの傷が理由なのでしょうか?

愛する人を探し、宿敵につけられた因縁は、彼を修羅の道に進ませる十分な理由だったのです。。

対峙する、闘いを望む自分と安寧を求める自分の中での葛藤

俺の声が 聞こえるか? (この祈りが 聞こえるか?)
負ける前に 逃げるのか? (じっと息を 殺すのか?)
夢を棄てて 生きるなら (闘わずに 生きるなら)
おまえはもう 死んでいる

出典: STILL ALIVE/作詞:森雪之丞 作曲:布袋寅泰

ケンシロウが宿敵との対話をしているように問いかけます。

しかし、本当に対峙している相手は、自分自身の心の中にいる、「闘いを求める自分」と「安寧を求める自分」の二つの心なのかもしれません。

愛する人の為に闘うことを望む心と、闘わず安寧の地にて生きていたいと思う心が、自分の中に葛藤し続けている姿がいます。

そんな弱気な自分に対して、生きながらに「お前はもう死んでいる」と激烈なメッセージと共に、闘いへと鼓舞する曲となっています。

自分を闘いに導き、生きている証を見せようとする姿が、ケンシロウと重なります。

永遠が終わり、伝説が始まるのは・・・

永遠が終わる頃 人がもっと愚かでも
愛だけは輝いて 消えた明日(あす)を照らすだろう
伝説は始まった おまえが振り落とす
一粒の涙から

出典: STILL ALIVE/作詞:森雪之丞 作曲:布袋寅泰

永遠と思っていた「平和」という幻想が崩れ去った世界でも、愛だけは変わらないと信じています。

全てが荒廃した世界で、再び物語を始めるのは、愛する貴方の涙だと信じていた。

永遠と思っていた世界があっけなく終わりを告げても、涙を流す貴方を救うことが再び伝説が始まる、と誓いを立てている光景を歌っています。

栄光のために闘うのは・・・

栄光の旗の下(もと) 勇者達が競うのは
真実(ほんとう)の優しさを 学ぶための儀式だろう
伝説は始まった おまえが恋をした
汚れなき魂から

出典: STILL ALIVE/作詞:森雪之丞 作曲:布袋寅泰

多くの者が闘いに身を投じるのは、なんの為だろうか?

栄光という「名誉」の先にある、真実の愛を求めるからなのかもしれない。

ケンシロウは、多くのものと闘い、真実の優しさを知ります。

憎んでいた相手が、自分に向けていた真実の優しさを知り、なんのために闘うのか意義を見い出します。

そんな自分に向けられていた「本当の優しさ」が、荒廃した大地で、人々が再び伝説を紡ぎだす始まりだったのです。

HOTEIロックはまだまだ健在だぜ!

51 Emotions -the best for the future-
Posted with Amakuri at 2018.5.6
布袋寅泰
Universal Music =music=

布袋寅泰「STILL ALIVE」は、2010年発表後しばらくの間アルバムに収録されず幻となっていました。

最近になり、2016年発売のベストアルバム「51 Emotions -the best for the future-」に収録され、再び注目されています。

再び「HOTEI」モデル図柄でみんなに差をつけてみないかい?

STILL ALIVE(布袋寅泰)ケンシロウの叫びを○○で表現!『北斗の拳』を表現した曲&歌詞を解説の画像

1980年代から、布袋寅泰ギターの絵柄をモチーフにしたいろんなグッズが売れました。

最近ではちょっと下火になってきていますが、逆にねらい目かもしれませんよ!

「HOTEI」モデルのグッズを持っているだけで、「こいつはロックを分かっている!」といわれるほどです。

特に40代以上の年代の人からは絶賛されるでしょう!

「スリル」「バンビーナ」、「PRIDE」など、布袋音楽は知れば知るほど引き込まれる音楽です。

「スリル」は、誰もが一度は聴いたことがある曲です!

「STILL ALIVE」を始めとした、布袋寅泰の音楽に注目してみませんか~!

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